中古でランドセルを購入する方法と注意点!

小学校の入学を控えて、まず考えるのはランドセルの購入先や予算についてです。

新品のランドセルは安くても1万円以上、平均価格は4~5万円と決して安いものではありません。

さらにランドセル以外に文房具や学用品、体操服などの購入を含めると入学準備にかかる費用はかなりの額になるのは必至です。

ランドセルをもっとお手軽な価格で手に入れられたら・・・そんな時は中古のランドセルを購入してみるのも1つの方法でしょう。

またランドセルは6年間必要なものですが、使っている途中で大きく破損してしまうこともよくあります。

「残り2年しかないのに、新品はちょっと・・・」という場合にも、安く購入できる中古品は大助かりです。

そこで今回は中古のランドセルの購入方法や、購入に際して注意すべき点などについてご紹介していきたいと思います。

ランドセルを中古で購入する方法!

中古のランドセルを購入する場合、以下の3つの方法があります。

中古のランドセルの購入ルート
  • ヤフオクなどのオークションサイトを利用する
  • メルカリなどのフリマアプリを利用する
  • 楽天・Amazonで中古品を探す

では、それぞれの購入方法について詳しく見ていきましょう。

ヤフオクなどのオークション

ランドセルの中古品はヤフオクをはじめとするオークションサイトで多く出品されています。

実際に使ったものが比較的安い価格で出品されていますが、中には転売目的で有名メーカーの新品ランドセルが出品されていることも。

オークションなので必ずしも気に入ったものが落札できるとはかぎりませんが、運が良ければブランドランドセルを市場より安く購入できる可能性ありです。

メルカリ

中古品の購入といえば、近年はフリマアプリを利用する方も多いと思います。

フリマアプリで有名な『メルカリ』でも、中古のランドセルが多く出品されています。

シンプルな形のランドセルなら1000円前後、フィットちゃんなど大手メーカ—のランドセルも3000円前後で出品している方もいるようです。

はじめから値段が設定されているので、予算さえ決めてしまえばスムーズに購入できるのがフリマアプリの良い点です。

ただ人気のデザインのものはすぐに売り切れてしまうので、こまめにチェックしておきましょう。

楽天・Amazonなどの業者から購入

オークションやフリマアプリでの個人対個人のやりとりに不安のある方は、楽天やAmazonを通じて中古販売業者から安く購入することもできます。

楽天やAmazonでは中古品のほかに、型落ちした新品のランドセルも販売されているのでチェックしてみましょう。

1,2年前の型落ちであれば、有名ブランドメーカーのものも新品で安く購入できるチャンスありです。

ランドセルの中古品を購入するときの注意点!

中古のランドセルは「安く購入できる」というメリットの一方で、気を付けておきたい点がいくつかあります。

新入学を気持ちよく迎えられるようにするためにも、以下の点に十分注意して購入を考えましょう。

保証がない

中古のランドセルの一番の欠点は、保証がないことです。

日本のランドセルは非常に丈夫にできていることに定評はありますが、使い方によっては金具が外れたり、肩ベルトが切れてしまったりすることもあります。

そこで今はどのランドセルメーカーも、このような不慮の故障を無償で修理してくれる『6年間保証』を付与しています。

ただしこれはメーカー品を新品で購入した方を対象にしているため、中古品の場合は対象外となってしまいます。

またオークションや楽天、Amazonなどで新品を購入した場合でも、保証書が付いていないものは無償修理を受けることができないので注意しましょう。

耐久力に不安がある

使用済みのランドセルはすでに6年間も使い続けていたわけですから、その後の耐久性に問題がある可能性があります。

通常であれば数万円するものを数千円程度で購入するわけですから、そのリスクも十分把握しておきましょう。

オークションやフリマアプリを利用する場合は、添付されている写真や商品についての記載を十分に吟味したうえで購入するように心がけてくださいね。

古い型のランドセルはサイズにも注意する

ランドセルと一口にいっても、サイズはメーカーや年代によって異なっています。

今はどのランドセルもA4サイズのものが収納できるようになっていますが、そのA4サイズでも以下の3種類があるので注意しましょう。

ランドセルのサイズ(A4タイプ)
  1. A4サイズの紙が収納できるサイズ
  2. A4クリアファイルが収納できるサイズ
  3. A4フラットファイルが収納できるサイズ

ちなみに最近のランドセルサイズの主流は③の『A4フラットファイルサイズ』です。

工房系ランドセルで人気の高い土田鞄でも、2019年のモデルからはA4フラットファイルサイズとなります。

ここで注意したおきたいのは、中古のランドセルでは①の『A4サイズの紙が収納できるサイズ』もいまだ多く販売されていることです。

このサイズは教科書やノートを収納するには十分ですが、A4クリアファイルやA4フラットファイルは曲げないと入りません。

また型落ちの新品にも同様のサイズのものがありますので、購入の際はサイズの確認も忘れないようにしましょう。