「最高級ブランドのランドセルって何が違う?」「本当に価値があるの?」そう感じていませんか?
ランドセルの値段はさまざま。
外国産の合皮で1万円以下のものから、国産のコードバン(馬革)で40万円近くのものまであります。
そこで、この記事では、最高級ブランドのランドセルを徹底比較で紹介します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 「品のある」「最高品質」のランドセルを探している人
- 「幼少のころから本物を」と考えている人
【最新情報】黒川鞄の先行予約開始!2026年度ランドセル(年中さん向け)
人気の老舗工房「黒川鞄」が高級ランドセルの先行予約を期間限定で開始しました。
第3弾は「シボ牛革 学習院型 本革仕上」の限定色8色です。
期間限定でしか買えない限定色なので、この機会を逃すと通常販売では手に入りません。
気になったら、今すぐチェック!
- 第1弾「長冠鞄コードバン 学習院型 本革仕上」
期間限定:11/3(日)~29(金) → 受付終了 - 第2弾「コードバン 艶なし 学習院型 本革仕上」
期間限定:12/2(月)~26(木) → 受付終了 - 第3弾「シボ牛革 学習院型 本革仕上」
期間限定:1/5(日)~30(木) - 第4弾「スムース牛 学習院型 本革仕上」
期間限定:1/31(金)~2/27(木)
もし、高級ブランドを検討するのに老舗工房のカタログ請求が必要なら下記からどうぞ。
記事で取り扱う最高級ブランドのランドセルおすすめランキング比較表
早速ですが、20万円以上の高級ランドセルを紹介します。
ブランド | 1位 鞄工房山本 | 2位 黒川鞄工房 | 3位 黒川鞄工房 | 4位 モギカバン | 5位 大峡製鞄 |
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シリーズ | オール コードバン 夢こうろ染 | 匠・日本 総コードバン | 匠・日本 長冠鞄コードバン | コードバン マエストロ | プレミアム シリーズ コードバン |
色 | 2色 | 2色 | 2色 | 9色 | 6色 |
かぶせ | コードバン | コードバン | コードバン | コードバン | コードバン |
本体 | コードバン 大マチ | コードバン | 牛革 | コードバン | コードバン |
背あて | 牛革 | 牛革 | 牛革 | 牛革 | 牛革 |
内装 | 牛革 | 牛革 | 馬革 | 豚革 | 豚革 |
立ち上がり 背カン | |||||
A4フラット ファイル | |||||
6年保証 | |||||
大マチ | 12cm | 12cm | 12cm | 12.5cm | 12cm |
重量 | 約1,540g | 約1,780g | 約1,680g | 約1,690g | 約1,430g |
価格 | ¥230,000 | ¥398,000 | ¥298,000 | ¥230,000 | ¥220,000 |
公式サイト 2026モデル | 公式サイト 2026モデル | 公式サイト 2026モデル | 公式サイト 2025モデル | 公式サイト 2025モデル |
当サイトイチオシ!最高級ブランドのランドセル
鞄工房山本 オールコードバン 夢こうろ染
鞄工房山本の「オールコードバン 夢こうろ染」は、最高級コードバンを「黄櫨染(こうろぜん)」と呼ばれる日本古来の染技法を現代にアレンジして蘇らせた「夢こうろ染」で染め上げたモデル。
「夢こうろ染」は、光の加減によって色の変化を楽しむことができる趣き豊かな風合いです。
世界屈指の馬革タンナー・新喜皮革社製の最高級コードバンをかぶせだけでなく大マチにも贅沢に使用。
革の断面はコバ塗りで上品に仕上げています。
本体の色が黒の場合は内装も黒、本体の色がワインの場合は、内装がピンクになります。
おすすめの最高級ブランドのランドセル5つを比較
1位 鞄工房山本 オールコードバン夢こうろ染
昭和24年(1949年)創業の老舗工房「鞄工房山本」。
鞄工房山本の特徴的な技術である「コバ塗り」は、独特のツヤを出し、上品な姿を生み出します。
コバ塗りは、革を裁断したときの切り口に、ニスを塗り重ねる伝統技術のこと。
「コバを磨いてニスを塗る」という工程を3〜4回繰り返し、見た目の美しさと革の劣化を防ぎます。
一つひとつ手作業で行い、均一に塗る熟練の技が必要で、1日に仕上げられる数も限られます。
また、特に手間がかかる角の仕立て「キザミ(菊寄せ)」も職人のこだわりが見えます。
キザミは、角を細かく寄せてひだを作り、扇形に整える高度な技術です。
太陽の光で色が変わる最高級コードバン・ランドセル
光により色が鮮やかに変わる日本古来の染め技法「黄櫨染(こうろぜん)」。
それを現代に蘇らせたのが「夢こうろ染」です。
その伝統技法で最高級コードバンを染め上げています。
鞄工房山本の職人と染師の情熱が結集した格調高いランドセルです。
- 太陽の光で色が鮮やかに変わる日本古来の染め技法を使った「夢こうろ染」
- 馬二頭分のコードバンを贅沢に使用
- 独特の艶を出し、上品なシルエットを生み出す「コバ塗り」
- 角を細かく寄せてひだを作り扇形に整える「キザミ」
- 職人と染師の情熱が結集した格調高いランドセル
色 | 2色 |
かぶせ | コードバン |
本体 | コードバン(大マチ) |
背あて | 牛革 |
内装 | 牛革 |
立ち上がり 背カン | |
A4フラット ファイル | |
6年保証 | |
大マチ | 12cm |
重量 | 約1,540g |
価格 | ¥230,000 |
2位 黒川鞄工房 匠・日本 総コードバン
明治28年(1895年)創業の老舗工房「黒川鞄工房」。
黒川鞄工房のランドセルは、伝統工芸品のように手間をかけた少量限定製作。
熟練の職人が140もの工程を手掛けます。
見た目はクラシカルな学習院型でシンプル、でも、機能は常に時代にあった最先端。
「幼少の頃から本物を」というご家庭に。
「匠・日本」シリーズは、最高級の素材と匠の技から生まれた一切の妥協のない最上級クラスです。
コードバンは、ヨーロッパ産の大型馬の革を使用。
かぶせに使われる大きな一枚革は、十頭に一頭ほどの厳選された馬一頭から、わずか2枚しか作れません。
その選び抜いた最高級のコードバンをかぶせと本体に惜しみなく使用。
風格ただよう気品のあるランドセルは、お子さんをより凛々しく、より美しく輝かせます。
コードバンは丈夫で型崩れしにくく、堅牢な素材でありながら手触りはなめらか。
このコードバンに、ドイツ製の特殊樹脂加工を施し、傷・雨・雪に強い「雪国仕様」に仕上げています。
特別なお手入れは不要で、通常の雨ならはじきます。
背あてや肩ベルトの裏側は牛革製。温度を調整する性質があり、蒸れを防ぎます。
擦り切れやすい指革は端を折り返して縫う「ヘリ返し仕上げ」。
指革は、肩ベルトを調整して、余った部分を通すベルト通しのことです。
革が二重になって強度が上がり、美しい仕上がりになります。
内装は白い牛革で、6年使用しても飽きない上質な仕上げです。
- ヨーロッパ産の選び抜いた最高級のコードバンを惜しみなく使用
- そのコードバンにドイツ製の特殊樹脂加工を施し、雪国仕様に仕上げている
- 工芸品のように、熟練職人が140工程を手掛けた少量限定製作
- 指革は端を折り返して縫う「ヘリ返し仕上げ」で強度と美しい仕上がりに
- 見た目はクラシカルでシンプル、でも、機能は時代の最先端へ
シリーズ | 匠・日本 総コードバン |
色 | 2色 |
かぶせ | コードバン |
本体 | コードバン |
背あて | 牛革 |
内装 | 牛革 |
立ち上がり 背カン | |
A4フラット ファイル | |
6年保証 | |
大マチ | 12cm |
重量 | 約1,780g |
価格 | ¥398,000 |
3位 黒川鞄工房 匠・日本 長冠鞄コードバン
同じく黒川鞄工房の匠・日本シリーズ。
黒川鞄工房のファンから「憧れのランドセル」と言われる逸品です。
「皮革のダイヤモンド」と呼ばれるコードバン。
選び抜かれた最高級のコードバンを惜しみなく使用。
長いかぶせがくるりと本体を包みこむデザインで、やわらかなフォルムと上品な光沢に気品があります。
このような大きなコードバンの一枚革は、希少価値の高い素材です。
内装は、天然素材の馬革製。落ち着いた高級感あるキャメル色です。
- 大きなコードバンの一枚革で、長い冠がくるりと本体を包みこむデザイン
- そのコードバンにドイツ製の特殊樹脂加工を施し、雪国仕様に仕上げている
- 工芸品のように、熟練職人が140工程を手掛けた少量限定製作
- 指革は端を折り返して縫う「ヘリ返し仕上げ」で強度と美しい仕上がりに
- 見た目はクラシカルでシンプル、でも、機能は時代の最先端へ
シリーズ | 匠・日本 長冠鞄コードバン |
色 | 2色 |
かぶせ | コードバン |
本体 | 牛革 |
背あて | 牛革 |
内装 | 馬革 |
立ち上がり 背カン | |
A4フラット ファイル | |
6年保証 | |
大マチ | 12cm |
重量 | 約1,680g |
価格 | ¥298,000 |
4位 モギカバン コードバンマエストロ
昭和4年(1929年)創業の老舗工房「モギカバン店」。
代々受け継がれてきたモギ伝統の技といえば、「アメ豚一枚通し総内張り」。
1本のランドセルに使うアメ豚は、豚1頭分。
アメ豚は、なめしと染色加工によって、美しいアメ色に仕上げた豚革。
他社ではあまり使われることがなく需要が少ないため、とても入手困難で高価な革です。
「一枚通し」は、かぶせ部分と本体の間に継ぎ目がなく、一枚の革を通して張ってあるもの。
熟練の職人が一枚一枚丁寧に張りこむため、一時間に2~3本しかできません。
そうして仕上がった内張りは、見た目に美しく、職人のこだわりを感じます。
「コードバンマエストロ」は、モギの最高峰ランドセル。
オールコードバン仕立てでかぶせと本体にコードバンを使用しています。
最高のコードバンを馬1頭半、最高のアメ豚を豚1頭、贅沢に使用。
最高の職人によって、丁寧に真心を込めて製作しています。
コードバンの取れる馬は、北フランス、ベルギー、ポーランドの牧場で飼育されています。現地の工場で皮にされて日本に輸入。この時点で、ランドセルに使える大きさの皮は約半分ほどしかないそう。輸入された皮は国内で「なめし」加工され革になります。モギは宮内産業(本革製ランドセル素材の全国シェア80%)の革を使用。
- 最高のコードバンを馬1頭半使用し、かぶせと本体に贅沢使用
- モギカバンと言えば、伝統技法「アメ豚一枚通し総内張り」豚1頭分使用
- カラーは選べる10色展開
素材 | かぶせ・本体:コードバン 背あて:牛革 内装:豚革 |
背カン | 立ち上がり背カン |
サイズ | A4フラットファイル |
色 | 10色 |
重量 | 約1,690g |
価格 | ¥230,000 |
保証 | 6年保証 |
5位 大峡製鞄 プレミアムシリーズ・コードバン
昭和10年(1935年)創業の老舗工房「大峡製鞄」。
各種コンクールで、文部大臣賞連続7回、通産大臣賞、東京都知事賞11回、経済産業大臣賞等、数々の賞を受賞。
大峡製鞄のランドセルは、日本各地の名門国立・私立小学校の指定ランドセルに採用されています。
大峡製鞄のこだわりは、超一級の素材を使い、シンプルなデザインを採用、丁寧な仕事をすること。
プレミアムシリーズ・コードバンは、素材選定、裁断、縫製、金具、すべてに妥協せず仕上げた大峽製鞄の最高峰ランドセルです。
本当に希少な大判のコードバンを、カブセだけでなく、本体マチにも使用してています。
「革のダイヤモンド」とも呼ばれるコードバンは、北フランスやポーランドで飼育された馬の革を使用。
ウレタン加工を施しているので撥水性、耐傷性に優れ、キズ、汚れ、雨にも強い素材です。
- 大峡製鞄のランドセルは、名門国立・私立小学校の指定ランドセルに採用
- 希少なコードバンをカブセだけでなく、本体マチにも使用
- 高級コードバンランドセルの中では軽量
素材 | かぶせ・本体:コードバン 背あて:牛革 内装:豚革 |
背カン | 立ち上がり背カン |
サイズ | A4フラットファイル |
色 | 6色 |
重量 | 約1,430g |
価格 | ¥220,000 |
保証 | 6年保証 |
最高級ブランドのランドセル選び方
高級ランドセルの選び方を説明します。
- コードバンランドセルを選ぶ
- コードバンを活かせる老舗工房の職人による手縫いを選ぶ
- 機能は時代に合ったものを選ぶ
コードバンランドセルを選ぶ
「幼少の頃から本物を」というご家庭は、コードバンランドセルを選びましょう。
馬一頭からランドセル2個分しか取れない貴重で高価な本革で、「革のダイヤモンド」と呼ばれています。
馬のお尻の革で緻密な繊維構造を持ち、表面はとてもなめらかで、牛革の3~5倍もの強度(傷のつきにくさ)があります。
シェルと呼ばれるお尻の部分のなめし革が「コードバン」と呼ばれ、耐久性の優れた本革になります。
コードバンの取れる馬は北フランス、ベルギー、ポーランドなどで飼育されています。
このコードバンをかぶせに使っているランドセルが「コードバンランドセル」です。
コードバンを最大限に活かせる老舗工房を選ぶ
天然高級皮革であるコードバンを惜しげもなく使いこなせる老舗工房を選びましょう。
創業が古く、職人が手縫いする工房は、受け継がれた伝統技術を持っています。
「神は細部に宿る」という言葉があり、職人は細部にまでこだわります。
例えば、「キザミ」というヘリ返しの角を放射状にヒダを寄せていく技術や「コバ塗り」という裁断された革の切り口に、ニスを塗り重ねる技術などです。
見た目の美しさと革の劣化を防ぎ、ランドセル全体の印象も大きく変わります。
機能は時代に合ったものを選ぶ
ランドセルは常に進化しています。
例えば「背カン」。
背カンとは、肩ベルトとランドセル本体をつなぐパーツのこと。
「立ち上がり背カン」はランドセルの歴史上、最大級の発明と言われ、「立ち上がり」機能により、ランドセルの重さが分散され、ランドセルを軽く感じるというものです。
もちろん、時代に合わせて老舗工房も取り入れています。
ランドセルの価格帯
当サイトでは、ランドセルの価格帯を次のようにグループ分けしています。
最高級(20万円以上)
工房で職人が手作りした国産のコードバンランドセル。
ランドセル市場全体の0.1%にも満たない生産量。
高級(10~20万円)
工房で職人が手作りした国産のコードバンまたは牛革ランドセル。
一般(5~10万円)
工房またはメーカーが製造した国産の牛革または人工皮革(クラリーノなど)ランドセル。
ランドセルに使う皮革の種類
皮革(ひかく)とは、動物の皮を「なめし」加工して作られる革素材のことです。
コードバンや牛革などの天然皮革は、高級感や耐久性から多くの人に愛用されています。
ランドセルで使われている皮革は、コードバン、牛革、人工皮革があります。
コードバン
緻密さと美しい光沢、滑らかな手触りがあり、革の中でも最高級の素材。
馬革の希少な部分を使うことから「革のダイヤモンド」とも呼ばれ、高価で人気。
コードバンのランドセル生産量は市場の0.1%程度。
牛革
耐久性があって丈夫、高級感があり、使い込むことで色合いや質感が変わって味わいが出る。
革製品の魅力は、経年変化(エイジング)を楽しめること。
自分の色に育ち、歴史が刻まれる。
人工皮革
ランドセルの70%はクラリーノの人工皮革というほど一般的。
雨・傷に強く、軽くて比較的安価。
天然皮革より高級感はないが、加工がしやすいのでおしゃれなデザインが豊富。
最高級ブランドランドセルのメリット
- 「幼少の頃から本物を」というご家庭に最適
- 風格ただよう気品のあるランドセルは、お子さんをより凛々しく、より美しく輝かせる
- 希少価値の高いコードバンを惜しげもなく贅沢に使用
- 老舗工房の熟練職人による手縫いと伝統技術
- 伝統的な学習院型の本革仕上
- クラシカルでシンプルなデザインなのに機能は時代に適応
- 工房の伝統技術の粋を集めた逸品
高級ランドセルの特徴は、なんといっても手縫い、手作り、天然素材。
手間のかかる作業を老舗の工房で、熟練した職人が製作します。
そもそも、コードバンランドセルの流通量は0.1%程度ですから、約1,000人ひとりしか持てないものです。
新小学生の人口は全体の1%ぐらいですから、10万人規模の都市に1人の割合です。
ほぼ、かぶることはありません。
最高級ブランドランドセルのデメリット
- 一つひとつ手作りのため限定生産で数が少ない
- 作るのに時間がかかるため、受付終了が早い
- 希少皮革のコードバンを手縫いするので高価
- 人工皮革よりも重い
- カラーバリエーションが少ない
- デザインも派手さはなく学習院型で伝統的
とにかく数が少なく、受付終了も早いのが特徴。
価値はありますが高価、伝統と格式がある分、デザインはシンプルです。
ランドセルカタログについては、下記の関連記事をご覧ください。
ランドセルカタログ2026一括資料請求!62ブランド・口コミまとめ
高級ランドセル比較のまとめです。
- コードバンランドセルを選ぶ
- コードバンを活かせる老舗工房の職人による手縫いを選ぶ
- 機能は時代にあったものを選ぶ
コードバンを存分に活かす、工房の職人さん手作りランドセルがおすすめです。
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