「うちの子は体が小さいけど大丈夫?」と悩まれていませんか?
お店でランドセルを試着させると「ランドセルが歩いているみたい」と思う人もいるとか。
特に、ランドセルの購入時期が早まっていることもあり、年中・年長さんの体格ではランドセルは大きく見えますよね。
小柄なお子さんは「重いランドセルは大丈夫?」と心配する気持ちもわかります。
そこで、この記事では1000g以下の軽いランドセルを比較してみました。
この記事は以下のような人におすすめ!
- とにかく軽くておススメのランドセルを探している人
記事で取り扱う軽量ランドセルのおすすめランキング比較表
早速ですが、1,000g以下の軽量ランドセルを紹介します。
ブランド | 1位 天使のはね | 2位 ふわりぃ | 3位 かるすぽ | 4位 神田屋鞄 | 5位 村瀬鞄行 |
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シリーズ | スゴ軽 エアーⅡ | レジェランド | はなまる24 | かるかる | mu+ ミラクルライト |
重量 | 890g | 880g | 970g | 約980 | 約990g |
素材 | 人工皮革 クラリーノ® エフ レインガード® Fα | 人工皮革 アーティフィシャル レザー | 人工皮革 クラリーノ® エフ | 人工皮革 クラリーノ® エフ | 人工皮革 クラリーノ® エフ |
立ち上がり 背カン | |||||
A4フラット ファイル | |||||
色 | 7色 | 4色 | 24色 | 3色 | 2色 |
価格 | ¥62,700 | ¥63,800 | ¥38,500 | ¥56,000 | ¥36,000 |
6年保証 | |||||
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
当サイトイチオシの軽量ランドセル
天使のはね スゴ軽 エアーⅡ
890g!軽量の天使のはねランドセルは、持った瞬間に驚く軽さです。
ヘリのない構造で軽くしながら、丈夫で大容量を実現したシンプルなランドセル。
小柄なお子さんでも安心の軽さです。
おススメの軽量ランドセル5つを比較
1位 天使のはね スゴ軽 エアーⅡ
大正8年(1919年)創業の大手メーカー「セイバン」。
1993年に最軽量化にチャレンジし、「740gのランドセル」としてギネスブックに登録。
ランドセルの最大手メーカー(2016年時点では国内シェア約50%)です。
セイバンの特徴は、ランドセルの肩ベルトの付け根部分に内蔵したはねの形の樹脂パーツ「天使のはね」。
肩ベルトが根元から立ち上がり背中の上部に密着することで重さを分散し、肩や背中への負担の軽減を実現しています。
「スゴ軽 エアーⅡ」は天使のはねシリーズ最軽量モデル。
軽量化は、ヘリのない構造で丈夫で大容量を実現。
マグネット式の錠前で小さなお子さんでも開閉がしやすいです。
「クラリーノエフ レインガードFα」は、牛革のような滑らかな質感と手触りで軽くしなやかで雨に強いのが特徴です。
当サイトではイチオシしています。
- 重要は890gで軽量
- ヘリのない構造ながら丈夫で大容量
- A4フラットファイル対応、マチ幅が13.5cmで大容量
- 人工皮革(クラリーノ® エフ レインガード® Fα)を使用
- マグネット式の錠前で軽量化
重量 | 890g |
素材 | 人工皮革 クラリーノ® エフ レインガード® Fα |
背カン | 立ち上がり背カン |
サイズ | A4フラットファイル |
色 | 7色 |
価格 | ¥62,700 |
保証 | 6年保証 |
2位 ふわりぃ レジェランド
昭和23年(1948年)創業の老舗メーカー「協和」。
業界初のクラリーノランドセルを発売し、「ふわりぃ」は生産第2位のシェアです。
お子さんの身体を第一に考えた、軽くて丈夫なランドセルを作るのが特徴のブランド。
ふわりぃシリーズは、今日に至るまで累計1,320万人もの子どもたちに愛用されています。
「レジェランド」は、ふわりぃ最軽量モデル。
軽量化のために人工皮革(アーティフィシャルレザー)を使っています。
合成皮革と人工皮革の違いは、裏基布が織・編布なら合成皮革、裏基布が不織布なら人工皮革で、人工皮革の方が耐久性があります。
クラリーノなどの人工皮革は耐久性がありますが、ふわりぃで使われているアーティフィシャルレザーが、耐久性がどの程度あるのかがわからないので、イチオシから外しました。
- 880gで業界最軽量(※当サイト調べ)
- 吊りカン(ランドセル背面上部にあるランドセルをフックにかけるための金具)がない
- A4フラットファイル対応だが、マチ幅が12.5cm(他のシリーズよりも1cm小さい)
- 人工皮革(アーティフィシャルレザー)を使用
重量 | 880g |
素材 | 人工皮革 アーティフィシャルレザー |
背カン | 立ち上がり背カン |
サイズ | A4フラットファイル |
色 | 4色 |
価格 | ¥63,800 |
保証 | 6年保証 |
3位 かるすぽ はなまる24
小売業として国内最大手(世界第12位)の「イオン」。
2001年に業界初 24色ランドセルを発売。
2011年、「A4フラットファイルも入るサイズにしてほしい」という声に答え、軽々背おえて、すっぽり入る「かるすぽ」イオンオリジナルブランドが誕生。
はなまる24は、かるすぽシリーズ最軽量で、カラーも選べる24種類が特徴。
背あてのヘリをカットして軽量化しながら、総マチ幅15cmで大容量を実現。
軽くて安いのは大きなメリットですが、当サイトは国産のランドセルメーカー・工房を応援したいので、OEM(委託生産)はイチオシから外しました。
- ヘリのない構造ながら丈夫で大容量
- A4フラットファイル対応、総マチ幅(大マチ+小マチ)が15cmで大容量
- 人工皮革(クラリーノ® エフ)を使用
- カラーは選べる24色
重量 | 970g |
素材 | 人工皮革 クラリーノ® エフ |
背カン | 立ち上がり背カン |
サイズ | A4フラットファイル |
色 | 24色 |
価格 | ¥38,500 |
保証 | 6年保証 |
4位 神田屋鞄 かるかる
大正14年(1925年)創業の老舗工房「神田屋鞄製作所」。
熟練の職人がハンドメイドで仕上げます。
「カルちゃん」ブランドは丈夫さ、軽さ、かっこよさ、可愛さなど、様々なニーズに応えるブランド。
「かるかる」シリーズは、軽さとスマートなデザインが特徴。
総マチ幅(大マチ+小マチ)が16.5cmで大容量で、アコーディオンのように広がる小マチは4.5cmまで広がります。
デザイン重視のため、ふたの裏に「時間割を入れるポケット」がありません。
軽いわりに大容量はメリットですが、時間割を入れるポケットがないので、イチオシから外しました。
- A4フラットファイル対応、総マチ幅(大マチ+小マチ)が16.5cmで大容量
- 人工皮革(クラリーノ® エフ)を使用
- 時間割を入れるポケットがない
重量 | 約980 |
素材 | 人工皮革 クラリーノ® エフ |
背カン | 立ち上がり背カン |
サイズ | A4フラットファイル |
色 | 3色 |
価格 | ¥56,000 |
保証 | 6年保証 |
5位 村瀬鞄行 mu+ ミラクルライト
昭和32年(1957年)創業の老舗工房「村瀬鞄行」。
本革やメモリーフォームを使った、丈夫で背おいやすいランドセルを製造。
職人が丁寧に仕上げ、各種コンクールで受賞するなど品質には定評があります。
代表取締役社長の林州代氏は、2014年から日本ランドセル工業会会長を努めています。
人気あり、早い段階で受付終了するのが特徴。
「mu+(ムープラス)」ブランドは、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴です。
ミラクルライトシリーズは、シンプルかつ軽さを追求したモデル。
総マチ幅(大マチ+小マチ)が15cmで大容量です。
軽量化のために、ファスナーポケットを小型化。
持ち手をなくし、安全ナスカンは片側のみです。
老舗工房で低価格と軽量化を実現しているのは、トレンドに合わせた柔軟性を持っています。
持ち手なし、安全ナスカンは片側と割り切ったのも悪くはありません。
そもそも、安全ナスカンが両側についていると、車道側の左に荷物を吊り下げるのは危ないので、なくてもよいでしょう。
イチオシしたいところですが、すでに受付終了です。
- A4フラットファイル対応、総マチ幅(大マチ+小マチ)が15cmで大容量
- 人工皮革(クラリーノ® エフ)を使用
- ファスナーポケットを小型化、持ち手なし、安全ナスカンは片側のみ
重量 | 約990g |
素材 | 人工皮革 クラリーノ® エフ |
背カン | 立ち上がり背カン |
サイズ | A4フラットファイル |
色 | 2色 |
価格 | ¥36,000 |
保証 | 6年保証 |
軽いランドセルの選び方
軽いランドセルを選ぶときに、気を付けたいポイントについてまとめました。
- 軽量化のために変更された機能に納得できるか
- 容量に満足できるか
- 軽さだけではなく、背負いやすさも重要
軽量化のために変更された機能に納得できるか
ランドセルを軽くするためには、従来の素材を変えて、機能を減らしてシンプルにします。
例えば、皮革は、天然皮革であるコードバンや牛革は、人工皮革に比べて重いので使われません。
また、紹介した軽量ランドセル5選は下記のような工夫があります。
- 人工皮革にする
- 吊りカンをなくす
- ヘリをなくす
- マグネット式の錠前でベロをなくす
- 時間割を入れるポケットをなくす
- ファスナーポケットを小型化
- 持ち手をなくす
- 安全ナスカンは片側のみ
特に、金属部分は重いので、軽量化のためになくす傾向があります。
軽量化をすればするほど、ランドセルはシンプルになり、機能がなくなります。
選ぶ際には、機能的になくても納得できるかどうかで選ぶことができます。
容量に満足できるか
ランドセルのサイズはA4フラットファイル対応が主流です。
ただし、マチ幅が大きくないとたくさん入りません。
学年が上がるにつれて荷物が増えるので、軽さだけではなくマチ幅も大きく、大容量なものがおススメです。
軽さだけではなく、背負いやすさも重要
ランドセルの重量は1200gぐらいのモデルが多いです。
この記事で紹介しているランドセルは、900gぐらいですから、その差は300gで教科書1冊+ノート1冊ぐらいです。
300gの差だけでランドセルを選ぶのではなく、背負いやすさも重要です。
軽いランドセルでも体に合っていなければ安定感が悪く、体に背負った感じを重く感じられます。
逆に多少重いランドセルでも、背あてが体にフィットし、重さを体全体で受け止められると、体への負担が軽くなります。
ランドセルを選ぶときは背負ってみて、体にフィットしているかなどを確認しましょう。
ランドセルカタログについては、下記の関連記事をご覧ください。
ランドセルカタログ2026・2025一括資料請求まとめ 62ブランドまとめ
ラン活時は、お子さんが年中・年長さんですよね。
まだ小さいから、「重いランドセルはかわいそう」と、軽いのを選ぶ親御さんが多いと思います。
ただ、平均1,200gのランドセルからすると、最軽量でも880gです。
その差は、約300gで、教科書1冊分くらい。
今のランドセルは軽さだけではなく、背負ったときの体への負担・体感重量を軽くするよう工夫されています。
ですから、ランドセル自体の軽さだけではなく、背負ったときのフィット感や機能性、お子さんの好みも考慮してあげましょう。
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