「手荷物はできるだけ減らしたい」「手荷物はなくしそう」と大容量のランドセルを検討していますか?
A4フラットファイルが折り曲げずに入るようになり、タブレットの利用などで、昔よりもランドセルは大きくなっています。
もし、ランドセルに入らなければ手荷物になりますので、収納力は気になりますよね。
そこで、学用品の荷物が多くても収納できる大容量のランドセルを比較して紹介します。

この記事は以下のような人におすすめ!
- 手荷物をできるだけ減らしたい人
- 大容量のランドセルに興味がある人
記事で取り扱う大容量ランドセルのおすすめランキング比較表
ブランド | 1位 キッズアミ | 2位 フィットちゃん | 3位 池田屋 | 4位 イオン | 5位 ふわりぃ |
---|---|---|---|---|---|
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シリーズ | ペリカン ポッケ プラス | ベーシック ワイド | 防水 クラリーノ | かるすぽ みらいポケット アミー | ネオ クラシコ |
色 | 8色 | 6色 | 13色 | 6色 | 6色 |
主素材 | クラリーノ | クラリーノ | クラリーノ | クラリーノ | クラリーノ |
立ち上がり 背カン | |||||
A4フラット ファイル | |||||
6年保証 | |||||
大マチ | 12cm | 13.5cm | 12.2cm | 13.5cm | 13.5cm |
小マチ | 3~8cm | 3.5~5cm | ~4.5cm | 3~8cm | ~5cm |
総マチ | 最大20cm | 最大18.5cm | 最大16.7cm | 最大21.5cm | 最大18.5cm |
高さ×横幅 | 31X23.5cm | 31X23.3cm | 31.2X23.3cm | 31X23.5cm | 30.5X23.5cm |
リットル換算 | 8.7L | 9.8L | 8.9L | 9.8L | 9.7L |
重量 | 約1,260g | 約1,220g | 約1,100g | 約1,150g | 約1,270g |
価格 | ¥74,800 | ¥69,850 | ¥59,000 | ¥69,300 | ¥77,000 |
ブランド 注目度 | |||||
公式サイト 7 2026モデル | 公式サイト 11.5 2026モデル | 公式サイト 9.5 2026モデル | 公式サイト 13 2026モデル | 公式サイト 9.5 2026モデル |
当サイトイチオシの大容量ランドセル
キッズアミ ペリカンポッケ プラス

キッズアミの「ペリカンポッケプラス」、小マチを拡張でき、タブレット収納ポケットをプラスしたモデル。
小マチは、荷物の少ない日はコンパクトに、多い日は大容量にと、使い分けができる便利な機能です。
また、大マチにタブレット収納ポケットを追加。
ゴム付きの板材とマジックテープのフタで、タブレットを固定できるから、がたつかずにタブレットを守ります。
記事で取り扱った大容量のランドセル5つを比較
1位 キッズアミ ペリカンポッケ プラス

キッズアミの「ペリカンポッケプラス」は、小マチの拡張機能とタブレット収納ポケットを備えたモデル。
荷物の量に合わせて小マチを調整できるので、コンパクトにも大容量にも対応できます。
さらに、大マチにはタブレット収納ポケットを搭載し、固定機能でしっかり保護します。

- 荷物に合わせて調整! 小マチが3~8cm拡張し、荷物の量に応じてスリムにも大容量にも変化
- タブレット専用ポケット! 伸縮性のあるゴムとマジックテープで、しっかり固定&安全に収納
- 快適な使い心地! 低学年でも扱いやすい設計で、電子教材も安心して持ち運べる
色 | 8色 |
主素材 | クラリーノ |
立ち上がり 背カン | |
A4フラット ファイル | |
6年保証 | |
大マチ | 12cm |
小マチ | 3~8cm |
総マチ | 最大20cm |
高さ×横幅 | 31×23.5cm |
リットル換算 | 8.7L |
重量 | 約1,260g |
価格 | ¥74,800 |
ブランド 注目度 |
2位 フィットちゃん ベーシックワイド

フィットちゃんの「ベーシックワイド」シリーズは、あえて飾らないベーシックデザイン。
大マチ13.5cm、小マチが最大5cmに伸びるので大容量になり、手荷物を減らします。
シンプルなデザインが上品さを演出。
防水性に優れたクラリーノで雨の日も安心です。

- あえて飾らないシンプルなデザイン
- 大マチが13.5cm、小マチが最大5cm可変の大容量タイプで手荷物を減らせる
- ソフトで軽い背負い心地の「楽ッション」を搭載
- 暗い夜道は車のライトに反射して光る「安ピカッ」搭載
色 | 6色 |
主素材 | クラリーノ |
立ち上がり 背カン | |
A4フラット ファイル | |
6年保証 | |
大マチ | 13.5cm |
小マチ | 3.5~5cm |
総マチ | 最大18.5cm |
高さ×横幅 | 31×23.3cm |
リットル換算 | 9.8L |
重量 | 約1,220g |
価格 | ¥69,850 |
ブランド 注目度 |
3位 池田屋 防水クラリーノ

池田屋の「防水クラリーノ」シリーズは、コストパフォーマンスに優れた人気モデル。
池田屋特注のツヤを抑えたマット仕上げのクラリーノ生地に、コンビカラーのステッチがオシャレ。
小マチが最大4.5cmまで広がり、大容量を実現。
コストパフォーマンスにすぐれ、ツヤを抑えた落ち着いた仕上がりです。

- コスパのよいロングセラーの人気モデル
- ツヤを抑えたマット仕上げ、コンビカラーのステッチ
- 防水クラリーノ採用で軽量化、小マチは最大4.5cm可変
- 反射材はシール式
色 | 13色 |
主素材 | クラリーノ |
立ち上がり 背カン | |
A4フラット ファイル | |
6年保証 | |
大マチ | 12.2cm |
小マチ | ~4.5cm |
総マチ | 最大16.7cm |
高さ×横幅 | 31.2×23.3cm |
リットル換算 | 8.9L |
重量 | 約1,100g |
価格 | ¥59,000 |
ブランド 注目度 |
4位 イオン かるすぽ みらいポケット アミー

イオンの「かるすぽ みらいポケット アミー」は、大容量で背負いやすいベーシックモデルのランドセル。
小マチが3cmから8cmに拡張できる「みらいポケット」で、荷物の量に応じて収納力を自在に調整可能。
「かるくなーれ」背あてと「立体裁断肩ベルト」により体への負担を軽減し、快適な背負い心地を実現します。

- 荷物が多い日も安心! 小マチが3cmから8cmへ伸縮し、収納力抜群
- 軽やかに背負える設計! 「かるくなーれ」が背中の圧力を分散し、負担を軽減
- 安定した背負い心地! 「新エコボーン®」が肩と胸にフィットし快適な使い心地
シリーズ | かるすぽ みらいポケット アミー |
色 | 6色 |
主素材 | クラリーノ |
立ち上がり 背カン | |
A4フラット ファイル | |
6年保証 | |
大マチ | 13.5cm |
小マチ | 3~8cm |
総マチ | 最大21.5cm |
高さ×横幅 | 31X23.5cm |
リットル換算 | 9.8L |
重量 | 約1,150g |
価格 | ¥69,300 |
ブランド 注目度 | |
公式サイト 13 2026モデル |
5位 ふわりぃ ネオクラシコ

ふわりぃの「ネオ クラシコ」シリーズは、クラシックがコンセプトのモデル。
全方位反射機能がありますが、反射材の主張も強くなくクラシックなデザインです。
小マチが最大5cm伸びて、大容量で安心。
シンプルなデザイン性、安全性を追求した6年間、飽きないランドセルです。

- クラシックで上品、高級感のある色合い
- 反射材の主張も強くないクラシックデザイン
- 耐荷重約100kgで丈夫な作り
- 大マチ13.5cm、小マチ最大5cm可変の大容量で、安心の収納力
色 | 6色 |
主素材 | クラリーノ |
立ち上がり 背カン | |
A4フラット ファイル | |
6年保証 | |
大マチ | 13.5cm |
小マチ | ~5cm |
総マチ | 最大18.5cm |
高さ×横幅 | 30.5X23.5cm |
リットル換算 | 9.7L |
重量 | 約1,270g |
価格 | ¥77,000 |
ブランド 注目度 |
収納力に優れた大容量ランドセルの選び方
- 総マチが大きくて大容量(小マチが可変する)
- 軽量化されているか
- 人工皮革を選ぶ
- A4フラットファイルが入るか
総マチが大きくて大容量(小マチが可変する)

マチとは、「ランドセルの奥行き」のことで、ランドセルの収納容量に大きく関係する部分です。
マチ幅を確認する際には、「内寸の奥行き」がマチです。
大マチは、メインの収納スペースで、教科書やノートを収納します。
小マチは、ランドセルの前面にある大マチよりも小さな収納スペースで、上履きやエプロン、水筒などを収納できます。
各ブランドのランドセルの大マチは12~14cmです。
- 12cm…一般的なサイズ
- 13cm…大サイズ
- 14cm…特大サイズ
大マチは、一般的な12cmから特大サイズの14cmの差が2cmしかありません。
理由は、通学の日によって学用品が多い日と少ない日があるからです。
例えば、上靴を洗うために持って帰るなど、金曜日と月曜日は、どうしても荷物が多くなります。
そこで、重要となるのが、持ち物が多いときだけ広げられる小マチです。
多くの親御さんは、A4フラットファイルが入るか、タブレットが入るかを意識しています。
しかし、実際は、上靴、体操服、水筒、給食エプロン、図書室で借りた本…と想定外の荷物は多いもの。
つまり、重要なのは、大マチのサイズではなく、大マチと可変する小マチの合計である総マチが重要です。
軽量化されているか
大容量のランドセルということは、両手で持つはずだった手荷物もランドセルに入れるということです。
両手があくので登下校は安全ですし、親御さんとしてもなくす心配がなくなります。
しかし、その分ランドセルは重くなりますので、重いランドセルよりは軽いランドセルが良いでしょう。
人工皮革を選ぶ
コードバン(馬革)や牛革などの天然皮革は、高級感があり丈夫ですが、人工皮革から比べると重くなります。
そこで、クラリーノなどの丈夫な人工皮革を使ったランドセルを使うことで、ランドセルが軽くなります。
A4フラットファイルが入るか
新型モデルはほとんどがA4フラットファイルに対応しています。
注意すべきは、型落ちの旧モデルや外国産の場合は、対応していない場合があり、折り曲げないと入らないケースが考えられるので注意しましょう。
教科書のサイズが大きくなっている
教科書の大判化
学習指導要領の改訂などの影響で、昔よりも小学校の教科書の大判化やページ数が増えています。

1973年生まれの祖父母が、小学校に入学する1979年度(昭和54年)まではA5判が一般的でした。
1999年生れの親御さんが、小学校に入学する2005年度(平成17年)になるとB5判に大判化。
2024年度(令和6年)に入学するお子さんは、B5判(38.6%)、AB判(36.3%)、A4版(25.1%)とさらに大判化しています。
教科書のページ増
(一社)教科書協会によると、小学校で使う教科書、全学年の全教科を出版各社平均すると、4,857ページ(平成17年度)から8,647ページ(令和6年度)と178%も増加しています。
令和6年度から、小学校の一部教科でデジタル教科書が導入され始めています。
ただ、2020年度から国は「GIGAスクール構想」が始まり、デジタル教育の推進としてタブレットが配布されています。
教科書も大判化するだけではなく、タブレットの持ち帰りでさらに重くなっています。
東京書籍株式会社によると、約40年前の小学3年生の国語、算数、理科、社会の教科書は、合計で約990gでしたが、現行版では合計約2250gにもなっているという調査結果があります。
配布プリントもB5判からA4版に
小学校で配布されるプリントもB5判からA4版に変わりつつあることで、プリントが折れないようにA4版クリアファイルも使うようになりました。
これにより、「A4クリアファイルが入るランドセルがほしい」との要望から、2009年、A4クリアファイル対応サイズ(22.5×31cm)に拡大化します。
配布プリントをA4版フラットファイルに
「タブレットを持ち帰りたい」「A4版フラットファイルを折らずにすむランドセルがほしい」という要望から、2011年、A4フラットファイル対応サイズ(23×31cm)に再拡大化しました。
A4フラットファイルはA4プリントをきれいに管理するために導入されました。

よく、「ランドセルが大きく重くなった」という声がありますが、大きく重くなったのは学用品です。
親御さんが使っていた頃のランドセルの重さは、1,400g程度でしたが、今は1,000g程度のランドセルも登場しています。
耐久性を保ちながら、人工皮革の使用、芯材の工夫で軽量化されています。
また、本体重量だけでなく、体感重量も大切です。
重量を分散させ、背負った時に軽く感じられるように工夫されています。
ランドセルの容量をリットル換算すると
リットル換算
ランドセルの標準的な内寸は、高さ31cm×横幅23.5cm×大マチ12cmです。
内寸のサイズをかけ合わせることでリットル(L)換算ができます。
31cm × 23.5cm × 12cm = 8,742㎤ = 8.74L
体積1000㎤=1L
つまり、標準的なランドセルは8.7リットルの容量です。
どのランドセルもA4フラットファイル対応なので、高さと横幅はほぼ同じです。
大マチは12~14cmのランドセルがほとんどですから、容量(リットル)は下記のようになります。
高さ | 横幅 | 大マチ | 容量(L) |
---|---|---|---|
31cm | 23.5cm | 12cm | 8.74L |
31cm | 23.5cm | 13cm | 9.47L |
31cm | 23.5cm | 14cm | 10.2L |
おおむね、8.7~10.2リットルです。
ただし、ランドセルには小マチがあり、3~8cmの可変タイプもあるので、容量はもっと増えます。
小マチの高さと横幅を仕様で表させることはほとんどありませんが、おおよそ下記ぐらいの容量です。
高さ25cm × 横幅23cm × 小マチ3~8cm = 1.7~4.6L
なので、総マチ(大マチ+小マチ)で換算すると10~15Lぐらいの容量になります。
ランドセルの容量はリットルで表さない
リュックやバックパックは、リットルで容量を表します。
しかし、ランドセルはリットルではあまり表現せず、内寸(高さ×横幅×奥行(大マチ幅))で表します。
理由は、使う目的が違うからです。
ランドセルは、A4フラットファイルサイズという決まったものが入るように作られています。
なので、親御さんが「このランドセルにA4フラットファイルが入るかどうか」を確認しやすいように、内寸で高さ、横幅、奥行を明確に示しています。
リュックは、色々な使い方をして、入れるものもさまざま。
通学、通勤、旅行、登山などで使われるので、入れるもののサイズが一定ではありません。
そこで、容量を体積(リットル)で表し、「どれだけの物を総合的に収納できるか」を確認しやすいように、リットルで表現しています。
参考までに、一般的なリュックの容量は下記のとおりです。
リュックのタイプ | 容量(L) |
---|---|
超小型 (ちょっとお出かけ) | 10L |
小型 (通勤・通学サイズ) | 20L |
中型 (1泊旅行) | 30L |
大型 (長期旅行) | 40L以上 |
ランドセルは、容量的には、超小型と小型リュックの間ぐらいです。
ランドセルリュックは寸法(サイズ)と容量(リットル)の両方を表記
ランドセルリュックは、通学用に作られたリュックなので、寸法と容量の両方が表されています。
例えば、小マチがないランドセルリュックなら下記のように表現されています。
■容量
13リットル
■サイズ(内寸)
高さ33㎝ × 幅25㎝ × 奥行16㎝
ランドセルと比較をするときは、内寸のサイズで容量を比較します。
ただし、ランドセルリュックには小マチが付いていないものもあるので、比較対象のランドセルは総マチ(大マチ+小マチ)で比較すると良いでしょう。
親子で希望のランドセルが違ったら
「ラン活」で悩むのが親子の意見の違いです。
基本的に色やデザインは、お子さんの意見を優先してあげたいですよね。
そのためには、親御さんが事前に、機能面、素材面を確認して、ブランドを決めておくことです。
カタログが届いても、いきなりお子さんと一緒にみるのではなく、親御さんだけで機能をチェックして、ブランドを絞りましょう。
そのうえで、お子さんにデザインやカラーを選ばせてあげることをおすすめします。
お子さんが、小学校6年間で通う日数は約1,200日です。
登校と下校で1日2回、合計2,400回使うのはお子さんです。
親御さんが機能面をチェックして、デザインや色は、お子さんの意見を尊重するのが、長い目で見て良いでしょう。

まとめ
お子さんが「このランドセルがいい」と言ったら、意見を尊重してあげましょう。
ただし、機能チェックとブランド選びは、親御さんが確認しましょう。
6年間使いますので、シンプルなデザインがおススメです。
今は、学用品が大きく重くなっていますので、容量も大事ですよね。

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