ランドセルがファッション!? 海外セレブも愛用?大人向けランドセルとは?

こんにちは、ランドセルひつじです!

 

ランドセルと言えば、日本の子どもたちの象徴ですよね。

そんなランドセルが、海外でもひそかに人気になってきているとか。

それも、子どもではなく、大人がファッションとして取り入れているそうです。

なぜ、ランドセルが海外の大人に人気になったのか?」と気になる方もいるかもしれませんね。

そこで、今回は、海外のランドセル事情をわかりやすくご紹介します!

ランドセルひつじ
ランドセル ひつじ

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 海外のランドセル事情を知りたい人
  • 大人向けランドセルに興味がある人

この記事では、ランドセルの「海外事情、ファッション」などを紹介します。

この記事を読めば、日本の文化だったランドセルが、どのように海外に広がっているのかがわかります。

また、大人向けランドセルもご紹介します。

日本の伝統的な文化が海外で受け入れられるのはうれしいですよね!

それでは、ランドセルの海外事情スタートです!

ランドセルを背負った海外セレブ

ランドセルが海外でもひそかな人気に!?

ランドセルが海外で初めて注目を集めたのは1980~1990年代です。

特に、日本のアニメや漫画から、ランドセルが知られるようになりました。

アニメの中でランドセルを背負っているシーンが、海外の人に強い印象を与え、日本の子どもたちの象徴的なアイテムとして認識されるようになったのです。

その後、2011年には、フランスのパリで年に2回開催されるイベント「ランドセルファッションショー in Paris Manga 2011」で、ヨーロッパ初のランドセルと制服のコラボファッションショーが開催されました。

約5万6千人も来場し、ブース販売でも大好評でした。

2014年、ハリウッド女優のズーイー・デシャネルさんが、ベージュのトレンチコートに赤いランドセルを背負ってアメリカ・ニューヨークの街を歩く姿がメディアで取り上げられました。

このころから、若い人たちの間でも、ランドセルがファッションアイテムとして流行のきっかけとなり、セレブが愛用するおしゃれなカバンとして広がりました。

ランドセルひつじ
ランドセル ひつじ

大人の人でもランドセルが似合うって、いいですね!

ランドセルが外国人のお土産になる理由

2014年、大阪にある関西国際空港の免税店では、ランドセルの取り扱いを始めました。

ハリウッド女優ズーイー・デシャネルさんのメディア報道がきかっけです。

ランドセルが登場する日本のアニメに慣れ親しんできた外国人の観光客が、日本旅行に来た際のお土産としてランドセルを買って帰ることが増えました。

当時は、毎月約120個のランドセルが売れたそうです。

関西国際空港の国際線は、中国などのアジア路線が多く、中国や台湾の親御さんや祖父母がランドセルを買っていました。

中国人に人気が高いのは、中国内で放映されたアニメ「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」などの影響と言います。

買って帰ったランドセルは、通学やピクニックなどでリュックサック代わりに使うそうです。

また、欧米人の場合は、20~30代の若い男女が自分用のファッションアイテムとして、買い求めていると言います。

カラフルで華やかなところが新鮮で、ランドセルの底にカギもあり、スリ対策に効果が高いと思われています。

欧米人は、黒や赤などベーシックカラー、中国や韓国などのアジア圏は、カラフルなランドセルが人気を集めているそうです。

また、ノートパソコンが収まるなど機能性の高さも実用的と評判です。

こうした外国人のランドセルブームを受けて、日本企業が海外進出をする動きも出てきました。

たとえば、ランドセルメーカーのセイバンは、2020年に大人向けのランドセルブランド「SICOBA」をドイツで立ち上げ、販売を始めました

ランドセルひつじ
ランドセル ひつじ

国民的アニメでランドセル背負っているキャラクター多いですよね!

ランドセルをバイクに付ける人

ランドセルをつけたバイクを見たことがありませんか?

モノが入れられて便利ですし、見た目も気に入っているということで、ランドセルをバイクに付ける人がいます。

ランドセルは開閉できますので、ツーリング中にすぐに出したいものを出せるという利便性が受けているようです。

あと、倒れたときにクッションになるので、安全という側面もあるようです。

「家族の思い出とツーリング」という側面もあります。

お子さんが6年間使ったランドセルをもう使わないので、ツーリングのお共にするというものです。

大人向けのランドセルとは?

大人向けランドセル」のきっかけを作ったのは海外でした。

2014年、ハリウッド女優のズーイー・デシャネルは、子どもが背負う赤いランドセルをファッションに取り入れて話題となりました。

その後、日本に来た外国人がお土産として買うようにもなりました。

その翌年、ランドセルを手掛ける「土屋鞄製造所」が、ビジネスバッグ「OTONA RANDSEL(大人ランドセル)」を発売。

日本でも大人向けのランドセルが販売されるようになりました

大人向けランドセルが話題になったのは、背負いカバンなので両手が空くメリットがあることです。

普通、ビジネスバックは手で持つか、肩にかけるのが主流です。

両手が空くリュックはカジュアルなものが多く、ビジネスで使えるものは限られます。

また、コロナ禍に増えた自転車通勤も後押ししました。

メリットを上げてみると次のような感じでしょう。

大人向けランドセルのメリット
  • 両手が空くので、自転車通勤でも大丈夫
  • 革製で高級感があるので、ビジネスでも心配なし
  • 背負ったときの安定感
  • 書類やパソコンもすっぽり入る箱型
  • 防水タイプなので雨の日も安心

ランドセルは子どもが使うものという固定概念が、海外のブームにより崩れたことで、日本国内でも大人向けが受け入れられるようになりました。

土屋鞄の挑戦

2015年、土屋鞄製作所は「OTONA RANDSEL(大人ランドセル)」を発売しました。

10万円という高額な値段でしたが、わずか1日で完売したそうです。

しかも、販売促進の活動はカタログをお客さんに配布したり、Webサイトで告知をしただけだったそうです。

なぜ、「大人ランドセル」は話題になったのでしょうか。

1965年に創業以来、50年以上ランドセル作りを続けてこれたのは、「上品さと丈夫さを兼ねそろえた品格のあるランドセルを作る」というポリシーからだそうです。

創業50年のときに、「新しいことへの挑戦」をテーマに新商品を企画したのが「大人向けのランドセル」でした。

大人用のランドセルの詳細は、関連記事をご覧ください。

大人向けランドセルのおススメ人気ランキング

まとめ

ランドセルは、海外でも大人のファッションアイテムとしてひそかに人気を集めています。

アニメや漫画から、若者を中心にファッションアイテムとしての認知が広まりました。

これらの影響を受けて、大人向けランドセルが登場。

大人向けランドセルは、ビジネスシーンでも使える上品さと機能性があり、両手が自由になる点やノートパソコンが収納可能な点、防水性などが利点です。

ランドセルが、新たな市場開拓になればいいですね。