「ランドセルは借りれるの?」と「サブスク」のランドセルを検討していますか?
今は、モノを所有する時代からモノを体験する時代へ変わっていると言います。
そこで、気になる「サブスク」のランドセルを徹底分析して紹介します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- ランドセルのサブスクを探している人
入学準備の費用が重い負担
一般的に8~15万円と言われている入学準備の費用。
その中でも、学習机とランドセルは2大出費と言われ、「結構高い…」とため息を漏らす親御さんもいることでしょう。
ランドセル工業会の調べ(2024年度)では、購入したランドセルの購入価格帯の平均は59,138円です。
ランドセルメーカーの中価格帯の相場を見ても、4~7万円ぐらいはします。
今、ランドセルの価格は、物価高騰などの影響により、年々価格が高騰しています。
2018年度の購入価格帯の平均は51,300円ですから、この6年で8,000円ほど値上がりしています(ランドセル工業会調べ)。
でも、せっかくですから、お子さんのために最良ものもを選んであげたいと思いつつも、出費が痛いという方もいますよね。
誰が買うか問題に巻き込まれることも…
実は、親御さんよりも祖父母の方が、購入したランドセルを支払っている事実もあります。
高額ですから、入学祝ということで、祖父母から買ってもらう親御さんも多いようです。
ランドセルの支払者は、祖父母(父方)27.6%、祖父母(母方)26.9%、親御さん42.5%となっています(ランドセル工業会調べ)。
しかし、入学祝で買ってもらえれば経済的な負担は減りますが、「祖父母の好みが優先される」という別問題も起きます。
ある日突然、義母から電話がかかってきて、「ランドセルを買って送るから」と言われ、数日後届いたのは、「真っ赤な本革ランドセル」。
もし、お子さんが「オシャレなラベンダー色のランドセル」を欲しがっていたとしたら、6年間はどんな気持ちで通うことになるのでしょうか。
飽きるという別問題も…
だからといって、お子さんの好みに任せるのも心配ですよね。
想像してみてください、もし、「金色のランドセルにしたい」と言われたら悩みますよね。
親御さんとしては、「6年間飽きずに使ってくれるか」という心配をしてしまうのも仕方がありません。
だって、ランドセルを選ぶのは、年中さんか年長さんです。
ピンクのリボン付きランドセルが欲しいと言っても、きっと小学校の高学年になると好みは変わります。
そんなときに、「飽きたし、似合わなくなったから使いたくない!」なんて言われれも、高くて買い直せません。
そこで、今回、ご紹介するのがランドセルのサブスクです。
ランドセルのサブスクサービス「RandS」
サブスクという言葉はご存じですか?
サブスクリプションの略で、定額制のサービスのことです。
利用者は、定期的に利用料を支払うことで、サービスを継続的に受けられる仕組みです。
購入とは違うので、必要な期間だけ利用したり、解約したりできます。
今の時代、音楽や動画配信だけではなく、いろんなものがサブスクになり、モノを所有する時代から、モノを体験する時代に変わってきています。
そのランドセル版サービスが「RandS(ランズ)」です。
ラン活の楽しみが何度でも
ランドセルを選ぶ楽しさってありますよね。
ランズは、約250種類あるランドセルの中から、「今、一番好きなもの」を選ぶことができます。
ランドセル選びが、もっと自由で何度でも楽しく選べます。
しかも、ランドセルが気に入って、同じランドセルを2年続けて使えば、そのまま無料で進呈してくれます。
もちろん、飽きれば別のランドセルを選ぶこともできます。
今までできなかった、着せ替えのように「毎年ランドセルを変える」なんてこともできるようになりました。
でも、衛生面と品質の心配が…
ランドセルを借りるということは、他のお友だちが使っていたものかもしれませんよね。
そこで、心配なのが衛生面と品質。
ランズでは、専属スタッフがランドセルを1点ずつ隅々まで確認し、安心して使えるように衛生・品質管理をしています。
また、お子さんが使うときも、通常の使用範囲内で生じたキズや汚れであれば、修理費用は発生しません。
たとえば、通常使用範囲を超えるものとして、汚損・破損・落書き・ハサミ・カッター等での破損などは、別途修理費用が発生する場合があります。
ここで気になる費用ですが…
プランは2つあります。
プラン | サブスクスタンダード | サブスクプラス |
---|---|---|
月額 | ¥2,970 | ¥4,950 |
交換可能回数 | 4か月に1回 | 月1回 |
最低利用期間 | 4か月 | 1か月 |
月額¥2,970から利用することができますので、1日約100円でランドセルが使えます。
また、ランドセル交換時の往復送料(¥3,000相当)は無料です。
ただし、交換可能回数を超えて交換を希望する場合は、荷造手数料として1回につき¥2,200がかかります。
また、同じランドセルを2年間利用した場合は、無料で進呈となりますが、別途事務手数料が¥3,300かかります。
さらに、気に入ったランドセルがあれば、利用中に買い取ることもできます。
契約期間によって買取金額が変わるので、ランズからの見積りとなります。
この場合も買取事務手数料が¥3,300かかります。
解約時は、月額の契約なので解約金は発生しませんし、契約中にプラン変更もできます。
利用料は高いのか?
例えば、月額¥2,970で契約したとします。
2年経てば無料で進呈となりますので、¥2,970×24か月+事務手数料¥3,300=¥74,580です。
ランドセルの購入価格平均は59,138円で、ランドセルメーカーの中価格帯の相場が4~7万円ぐらいですから、中価格帯の中でも高めのランドセルを買ったぐらいの価格です。
ただし、¥4,950のプランだと、¥4,950×24か月+事務手数料¥3,300=¥122,100となりますので、かなり高額になります。
選べる自由度はありますが、買った方が安いと感じる方もいるでしょう。
つまり、安いからサブスクにするのではなく、「自由にランドセルを選び直せるという楽しい経験」のために支払う利用料と考えるとよいでしょう。
同じものを2年使えば贈呈です。2年経たなくても買取もできます。ただし、ちょこちょこ交換し続け、買取もしなければ、6年間支払い続けることになります。¥2,970×72か月=¥213,840または¥4,950×72か月=¥356,400です。つまり、選べる自由があるといいつつも、贈呈または買取をしなければ、かなりの割高になります。
どんなランドセル?
ランズで選べるランドセルは、コクホーのランドセルです。
コクホーは、昭和38年(1963年)に設立の鞄・ランドセル製造メーカーです。
職人技術品質とエレガントなデザインが融合した「プリンセスプリンセス」モデルなどがあります。
たとえば、憧れるけど汚れが心配、大きなリボンは飽きそうで手が出せない「白のリボンのついたランドセル」や、デコラティブでギャルっぽいピンクなども心配なく選べる自由があります。
もちろん、シンプルなランドセルもありますし、男の子用もたくさんあります。
注意点は、「セイバン」や「フィットちゃん」などの有名メーカーが選び放題というわけではありません。
メリット・デメリット
ここで、改めてメリットとデメリットをまとめてみましょう。
- ランドセルを選ぶ楽しみが何回も自由に楽しめる
- 約250種類の中から、今一番好きなものを選べる
- ランドセルが飽きても選び直せる
- 月額¥2,970から利用できる(1日約100円)
- ランドセル交換時の往復送料(¥3,000相当)は無料
- 同じランドセルで2年経てば無料で進呈
- 気に入ったランドセルは利用中に買い取れる
- 解約時に解約金は発生しない、契約中にプラン変更も可能
- 汚れが目立ちそうな色、デコラティブ、ガーリーなものも安心して選べる
- 2年使えば¥2,970×24か月+事務手数料¥3,300=¥74,580で割高
- コクホーのランドセルがメインで、他の有名ブランドは選べない
- 交換可能回数を超えて交換を希望する場合は送料が¥2,200かかる
- 同じランドセルを2年間利用して無料進呈となった場合は事務手数料が¥3,300かかる
- 契約中にランドセルを買い取る場合は、買取事務手数料が¥3,300かかる
もし、興味があれば検討してみてはいかがでしょうか。
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