ランドセルの重さが疑問視される昨今、軽いナイロン製のランドセルが注目を集めています。一体どんなものなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
ここではナイロンのランドセルの人気モデルや選び方を解説していきます。
Contents
1. ナイロンのランドセル選びのポイント
ナイロンのランドセルを選ぶ時、どんなポイントに気をつければいいのでしょうか?
背負いやすいかどうか
軽さが特徴のナイロンランドセルにおいても、背負いやすさはとても重要になります。
具体的には、自由に調整できる肩ベルトや、胸や腰の前で留めるストラップが付いたモデルがおすすめです。ランドセルと体をフィットさせることができるので、重さを感じにくくなります。
同時に、背あてや肩ベルト裏の素材にも注目してください。体にフィットする部分なので、通気性の良いもの方が好まれます。やわらかい素材の方が痛くなりにくく、通学時間が長いお子さんも楽に背負えるでしょう。
留め具
ナイロンのランドセルには、一般的なランドセルの錠前に当たる部分に、バックルや専用の留め具が使用されています。この部分は、荷物を入れた時にかぶせを押さえる部分ですから、頑丈でなくてはなりません。
ただ、固すぎると、お子さんが開けるのに苦労してしまうので、楽に開閉できるものが良いでしょう。また、荷物の量が増えた時にもしっかり留められるよう、長さを調節できるものが便利です。
耐久性と修理や保証サービス
ナイロンのランドセルには、バックルや留め具以外に、ファスナーやストラップ、Dカンやナスカンなど、さまざまなパーツが使用されています。こうしたパーツそのものの耐久性やパーツ同士の縫い付け方が、ナイロンのランドセルの寿命を左右します。劣化に強いパーツを使っているもの、縫製が丁寧なものを選びましょう。
また、壊れてしまった場合に備え、修理や保証サービスがあると安心です。保証サービスの有無だけでなく、どこまで修理・保証してくれるのか、内容までしっかり確認してください。
2. 男の子向け!おすすめのナイロンのランドセル
ここからは、男の子におすすめのナイロンのランドセルをご紹介していきます。
1位:ダイワホーサン Dランド RD-41

- ランドセルらしさを追求したモデル
- 背あてクッションで背負いやすい
- 各種ベルトの取り付けも可能
- A4フラットファイル対応サイズ
価格 | 35,100円(税込) |
素材 | ナイロン(テグラン)表面撥水、内面防水 |
重量 | 1080g |
カラー | ブラック レッド ネイビー サックス |
2位:バッグのムラタ ナップランド

- 小樽市で誕生したナイロンランドセル
- 軽くて丈夫で使いやすい
- A4クリアファイル対応サイズ
- 豊富なカラーバリエーション
価格 | 7,150円(税込) |
素材 | ナイロン |
重量 | 約660g |
カラー | クロ クロ×アカ ネイビー ネイビー×アカ ネイビー×スカイ アカ アカ×クロ アカ×ネイビー ピンク ピンク×スカイ スカイブルー スカイ×ピンク |
3位:Re-Style Kids×PORTER ランドセル

- 牛革とナイロンのいいとこどりランドセル
- 強度の高いナイロンを使用
- ストラップ付きでしっかり背負える
- A4フラットファイル対応サイズ
価格 | 71,500円(税込) |
素材 | 牛革・ナイロン |
重量 | 約1,450g |
カラー | ネイビー ブラウン ブラック |
3. 女の子向け!おすすめのナイロンのランドセル
続いては、女の子におすすめのナイロンのランドセルを紹介していきます。
1位:ことゆく社 ことゆくraccu(ラック)レギュラーサイズ

- とにかく軽い、重さ770g!
- 豊富なポケット&A4フラットファイル対応
- 全面反射材付きで安心
- キッズデザイン賞受賞
価格 | 29,700円(税込) |
素材 | 本体:ナイロン強撚系ファブリック(テフロン加工) ふち巻きテープ・内側ネームポケット:本革 |
重量 | 約770g |
カラー | ブラウン レッド ネイビー ブラック ブラウン×ピンク オールネイビー ネイビー×パープル オールブラック ブラック×カーキ グリーン スカイブルー ダークレッド |
2位:マルヤス ランリック(ランリュック)Ⅱ

- 京都発祥のナイロン製ランドセル
- A4フラットファイル対応でたっぷり入る
- クッション入り肩ベルトでやさしくフィット
- 反射材・防犯ブザーストラップ付き
価格 | 12,540円(税込) |
素材 | ナイロン |
重量 | 850g |
カラー | 赤 紺 黒※黒は仕様や価格が異なります。 |
3位:タイガーランドセル キディーロング

- 軽くて丈夫、雨にも強い
- 収納たっぷり大容量
- 肩ベルトダブルクッション採用
- 人気の色を集めた7色展開
価格 | 15,290円(税込) |
素材 | ナイロン |
重量 | 900g前後 |
カラー | ブラック 紺 青 グリーン イエロー 赤 ピンク |
4. おすすめのブランド一覧
ナイロンのランドセルは、どんなブランドが人気なのでしょうか?
今注目は、ことゆくラック!

- 軽くて高機能なナイロン製ランドセル
- 体に合わせて選べる2サイズ展開
- 安心の3年間保証
- 体験会&貸し出しサービスあり
革の魅力も捨てがたいならRe-Style Kids×PORTER

- Re-Style KidsとPORTERのコラボランドセル
- 高級ナイロン製ランドセル
- 発売当初、即完売した人気モデル
- 期間限定、受注販売
5. ナイロンのランドセルを利用した口コミ!
息子は体が小さいためランドセルは無理かなと思っていましたが、こちらのランドセルをみつけ購入しました。
背中部分と底の部分がしっかりしているため、形が崩れることなく、でもナイロン製なので軽いです。
想像以上のものでとても満足しています。楽天市場より
6. ナイロンのランドセルのメリット・デメリット!
ナイロンのランドセルのメリットとデメリットを確認していきましょう。
ナイロンランドセルのメリット:軽い
重さ1000~1400gくらいのものが多い人工皮革や本革のランドセルに対し、ナイロンのランドセルは1000g以下のものがほとんどです。600g台の超軽量モデルもあり、軽さを重視したい方に選ばれています。
ナイロンランドセルのメリット:価格が安い
ナイロンのランドセルの価格は1~3万円くらいです。5~8万円の人工皮革や本革のランドセルと比べると、かなり安く購入することができます。もし破れたり古くなったりしても、低価格のモデルであれば、気軽に買い替えることができるのも、ナイロンランドセルの魅力です。
ナイロンランドセルのデメリット:選択肢が少ない
ナイロンのランドセルは、人工皮革や本革のランドセルと比べると選択肢が少ないです。取り扱っているメーカーも少なく、色やデザインの選択肢も限られます。
特に、シンプルなデザインのものが多いので、デザイン性に優れたおしゃれなものをお探しの方は、満足できないかもしれません。
ナイロンランドセルのデメリット:全国的にはポピュラーでない
ナイロンランドセルが普及している地域は、まだまだそこまで多くありません。人工皮革や本革のランドセルが一般的な地域であれば、ナイロンランドセルを使っていると目立ってしまう可能性があります。
このような場合は、お子さん自身が気に入っていることが何よりも重要になります。お友達から指摘されても、「軽くて使いやすいんだよ」「おしゃれで気に入っているんだよ」など、自信をもって応えられるようであれば安心です。
7. ナイロンのランドセルのQ&A
ナイロン製のランドセルに関するQ&Aをまとめました。
ナイロンってどんな素材?
ナイロンには以下のような特徴があります。
- 耐久性に優れている(引っ張りや摩擦に強い)
- 水に強い
- 型崩れしにくい
- 弾力があってやわらかい
- 熱に弱い
傷や水に強く、型崩れしにくいという特徴は、長く使いたいランドセルに向いている素材と言えます。
人工皮革や本革のランドセルより耐久性がないって本当?
ナイロンはもともと耐久性に優れている素材ですから、ナイロン製のランドセルでも、6年間しっかり使用することができます。壊れてしまった場合に備え、保証や修理サービスのあるものを購入しておくと安心です。
また、はじめから買い替えを前提に購入するという選択もあります。低学年と高学年では体の大きさも荷物の量も異なるため、買い替えた方がより機能的に使えるでしょう。買い替えが前提であれば、耐久性の優先度を下げ、デザインや価格重視で選ぶことできます。
自分の地域でもナイロン製のランドセルを使っていいの?
基本的にランドセルの購入や使用は、義務ではありません。ただし、指定のランドセルがある私立小学校や、色や形を指定している小学校もあります。
人工皮革や本革のランドセルが一般的な地域で、ナイロンのランドセルを検討されている方は、購入前に小学校へ確認しておくと安心です。