【2021年度最新】「人工皮革」「合皮」のランドセル人気ランキング

ランドセルの素材として最もポピュラーな存在が人工皮革です。非常にたくさんのランドセルが販売されているため、どれを選べばいいのか悩んでいるのではないでしょうか。おすすめの人工皮革のランドセルや選び方を解説していきます。

人工皮革・合皮のランドセル選びのポイント

人工皮革のランドセルを選ぶ時、どんなポイントに気をつければいいのでしょうか?

ランドセル羊

当サイトのアドバイザーである村瀬鞄行さんにポイントを教えてもらいました!
  1. 丈夫にできている
  2. 重量が軽い
  3. 教科書をきちんと収納できる

それぞれ、どのような点をチェックすればいいのか詳しく見ていきましょう。

1.丈夫にできている

ランドセルは通学に毎日使うものなので、丈夫でなければなりません。信頼のおけるメーカーが使っている人工皮革は、雨や傷に強い素材であり素材面の耐久力は問題ありません。

ランドセルは6年使うものなので、長い歴史を持つメーカーは特に安心できます。
ランドセル工業会が発行している「ランドセル認定書」を付けているかどうかも、信頼のおけるメーカーを判別するポイントになります。

縫製技術が高いこと、そして縫製がきちんと行われていることをチェックする管理体制がしっかりしていることも重要です。
ミスは必ず起こりえるものなので、ミスが起きても検品体制でしっかり取り除けることが大切なんです。

また極端に安いランドセルや、海外製ランドセルに多く使われている、合皮を本体表面に使ったものは避けましょう。

合皮は見た目は人工皮革と変わりませんが、耐用年数が3年程度しかない場合があります。

PUレザー、PVCレザーといった表記も、全て合皮です。レザーという名前を見て、本革と思わないように気を付けましょう。

2.重量が軽い

本革のランドセルに比べて、人工皮革のランドセルは比較的軽くできています。

本革のランドセルが1200g~1400gなのに対して、人工皮革のランドセルは900g~1200g程度なので、子供の負担を軽減することができます。

一般的には収納力をアップしたり、丈夫に作ると、どうしても重量が増えてしまいます。
そのため大きいのに極端に軽すぎるランドセルは、丈夫さに不安が残ります。
ランドセルに求められる丈夫さは、お子様のものの扱い方にもよりますので、普段の様子から想像をしてランドセルを選ぶと良いでしょう。

例えば「扱いの荒い男の子であれば、重量よりも丈夫さを優先する」、「扱いの優しい女の子であれば、丈夫さよりも軽さを優先する」といった選び方がおすすめです。

ただし1000g以下のランドセルは商品数が少ないので、気に入ったものを選びにくいかもしれません。

そのため、1100g程度を目安にランドセルを探してみると、気に入ったデザインのものにも出会えるでしょう。

3.教科書をきちんと収納できる

ランドセルの基本中の基本ですが、教科書・副資材の収納が問題ないかを確認しておきましょう。

現在のランドセルはA4の教科書や副資材、配布プリントであれば問題なく収納できるものがほとんどです。

しかし通われる小学校の中には、さらに大きなA4フラットファイルを使う学校があります。
購入前に、学校に使うファイルの大きさを確認しておくことをおすすめします。

身近な先輩ママに聞いてみるのも良いでしょう。
ただし、先生や学年によって持ち帰るものが変わったりするケースもあるので、レッスンバッグを使って柔軟に対応することも想定しておきましょう。

そのため上記の丈夫さ、軽さよりは優先度が低めの項目になります。

その他に気を付けておきたいポイント

その他に人工皮革のランドセルを選ぶ時に気を付けたいことを簡単にご紹介します。

デザインや色について

人工皮革のランドセルは、カラフルで個性的なデザインのものも多く、子どもたちにも大人気です。一方で、以下のようなケースもあります。

  • 成長につれ好みが変化→デザインや色が気に入らなくなる
  • 刺繍がほつれてしまった
  • 淡い色のランドセルで汚れが目立ってしまう

お子さんの好みを大事にしつつ大人の目線からアドバイスをして、6年間ずっとお気に入りとして大切にできるランドセルを選んであげてください。

マチ幅について

ランドセルのサイズは、マチ幅にも注目してみてください。

現在のランドセルのマチ幅は、10~12cmが一般的です。12cm以上のマチが広いランドセルも存在します。

手持ちのノートなどを重ねてみると分かりますが、1cmの差でも、教科書やノート1~3冊分の違いになります。教科書の少ない低学年時は、水筒や上履きを入れることも可能です。

もちろん、収納が増えるということは、重量も重くなるということでもあります。サブバッグの活用も視野に入れながら検討してください。

男の子向け人工皮革のおすすめランドセルランキング!

はじめに、男の子におすすめの人工皮革のランドセルを紹介していきます。

男の子向け4〜6万円で買えるランドセル

1位:池田屋ランドセル No.70ベルバイオスムース カラーステッチ

ポイント
  1. まるで本革のようなツヤと風合い
  2. 超軽量1,100グラム
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 豊富なカラーバリエーション
価格 58,500円(税込)
素材 本体:特注ベルバイオ
背負いベルト表:防水牛革
カブセ裏・背負いベルト裏:ベルバイオ
背あて:特注ピンホールベルバイオ
重量 1,100g前後
カラー クロ×クロ
クロ×ブルー
クロ×ゴールド
コン×キャメル
グリーン×キャメル
アカ×ピンク
カーマインレッド×ピンク
アンティークワイン×ピンク
キャメル×ゴールド

2位:鞄工房山本 レイブラック・ノイ

ポイント
  1. オールブラックデザイン
  2. 雨や傷に強い
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 6色のアクセントカラー
価格 59,900円(税込)
素材 主素材:人工皮革
背中・肩ベルト裏:人工皮革
かぶせ裏・内装:人工皮革/合成皮革(ポリカーボネート)
重量 約1,190g
カラー 黒×ブラック
黒×レッド
黒×グレー
黒×イエロー
黒×グリーン
黒×ブルー

3位:萬勇鞄 ファルベ

 
ポイント
  1. シンプルで個性も輝くデザイン
  2. 傷に強い素材&撥水加工が嬉しい
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 好きな組み合わせが選べる6色展開
価格 57,200円(税込)
素材 人工皮革(シボタイプ)
重量 約1,250g
カラー ブラック×グリーン
ブラック×ブルー
ブラック×アクアブルー
ネイビー×アクアブルー
ネイビー×チョコ
グリーン×チョコ

男の子向け6〜8万円で買えるランドセル

1位:黒川鞄工房 軽量クラリーノ®F ワイド +(プラス)

 
ポイント
  1. スクエア構造でたっぷり入る
  2. 背中に密着!軽く背負える
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 人気の8色から選べる
価格 63,800円(税込)
素材 主材:クラリーノ®F
本体:クラリーノ®F
背あて・肩ベルト裏:ソフト牛革
内装:男子 ブラック(人工皮革)/女子 ハート柄(人工皮革)
重量 約1,280g前後
カラー
黒×ブルー
黒×ゴールド


チェリー
ワイン×ピンク
キャメル×ピンク

2位:セイバン コレクション クラシック

 
ポイント
  1. 飽きの来ないクラシカルデザイン
  2. 革の風合いを持つ素材を使用
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 定番の6色×選べるカブセ裏
価格 60,500円(税込)<カブセ裏>通常柄
63,800円(税込)<カブセ裏>ドット、ストライプ柄
66,000円(税込)<カブセ裏>フラワー、プリンセス、ハート、トラッド、チェック柄
素材 主素材:アンジュエール グロス
背中・肩ベルト裏:ブレスレザー®
重量 約1,240g
カラー ブラック
マリンブルー
キャメル
ミルキーブラウン
カーマインレッド
ビビットピンク

3位:フィットちゃん グランナイト

 
ポイント
  1. 成長に合わせて調整できるロング肩ベルト
  2. 傷に強いタフロック®を使用
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. シックなカラーリング
価格 69,300円(税込)※WEB販売価格
素材 本体素材:クラリーノ®タフロック®
重量 1330g前後
カラー クロ×チョコ
グリーン×チョコ
ボルドー×チョコ
コン×チョコ

 男の子向け8万円〜で買えるランドセル

1位:村瀬鞄行 コードバンボルカ

 
ポイント
  1. 3素材のハイブリッドモデル
  2. かぶせにコードバンを使用した本格派
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 人気&定番の2色展開
価格 93,000円(税込)
素材 かぶせ素材:コードバン
本体素材:人工皮革 レザーフォート
背中素材:高級ソフト牛革
重量 約1,430g
カラー ブラック
ネイビー/グレー

2位:セイバン オロビアンコ Ⅱ(ドゥーエ)

 
ポイント
  1. 上品なデザインのランドセル
  2. 背負いやすさにもこだわりあり
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. おしゃれな3種類から選べる
価格 85,800円(税込)
素材 主素材:クラリーノ® エフ 「レインガード® Fx」
背中・肩ベルト裏:ブレスレザー®
重量 約1,220g
カラー フォレストグリーン×ブラウン
ブラック×ブラウン
ネイビー×ブラウン

女の子向け人工皮革のおすすめランドセルランキング!

続いて女の子に人気のランドセルを紹介していきます。

女の子向け4〜6万円で買えるランドセル

1位:羽倉 はねかる

 
ポイント
  1. 軽さを重視したランドセル
  2. 多彩なオプションプラン
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. ポップ&クールなカラーバリエーション
価格 53,900円(税込)
素材 フラップ表・フラップ裏:コードレ(人工皮革)
大マチ・肩ベルト表:コードレ(人工皮革)
内装:耐加水分解性ポリウレタン
背あて・肩ベルト裏:エアリーソフト
重量 1,250g前後
カラー チェリーレッド
ラベンダー
イエロー
ライム
サックス
ブラック×イエロー
ブラック×レッド
ブラック×ビビットピンク
ネイビー×キャメル
ネイビー×ダークレッド
ネイビー×ラベンダー

2位:フジタ ドリームラブ

 
ポイント
  1. 女の子も安心!超軽量モデル
  2. シンプル×かわいい飽きないデザイン
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 人気色を集めた全5色
価格 58,000円(税込)
素材 かぶせ:クラリーノ エフ
前段・ポケット:クラリーノ エフ
大マチ:クラリーノ エフ
背あて:ふっくら天然牛革
重量 1,150g前後
カラー ビビットピンク
アカ×ピンク
キャメル×ピンク
サックス×ライトパープル
ライトパープル×ピンク

3位:鞄工房山本 アンジェール

 
ポイント
  1. 牛革のような落ち着いた風合いと強さ
  2. 細部に女の子らしいデザイン
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 豊富なカラーバリエーション
価格 59,900円(税込)
素材 主素材:人工皮革
背中・肩ベルト裏:人工皮革
かぶせ裏・内装:人工皮革/合成皮革(ポリカーボネート)
重量 1,240g前後
カラー
ワイン
キャメル
ラベンダー
チェリーピンク
パウダーピンク

女の子向け6〜8万円で買えるランドセル

1位:地球NASAランドセル ロイヤルアンティーク

 
ポイント
  1. 女の子用の軽量モデル
  2. クラシカルで高級感のあるデザイン
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. シックで大人っぽい3カラー
価格 63,800円(税込)
素材 クラリーノ エフ
重量 1130g
カラー カーマイン/キャメル
バーガンディ/セピア
キャメル/バーガンディ

2位:キッズアミ リボンガール(Girl)ブレイブボーイ(Boy)

 
ポイント
  1. ゆったり幅広約13.5㎝のマチ
  2. 型崩れを防ぐパワフルガード
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 男女合わせて全6色
価格 61,600円(税込)
素材 人工皮革(クラリーノなど)
重量 約1,100g
カラー ブラック×レッドステッチ
ストロベリー
ブラック×シルバーカーボン
メタリックラベンダー
ブラック
チョコ×ピンクステッチ

3位:萬勇鞄 ファラーシャ

 
ポイント
  1. 光沢のあるパール加工
  2. 控えめだけどかわいいデザイン
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 華やかな4色展開
価格 63,800円(税込)
素材 パール系人工皮革
重量 約1,250g
カラー パールピーチ
パールレッド
パールラベンダー
パールピンクベージュ

女の子向け8万円〜で買えるランドセル

1位:村瀬鞄行 コードバンボルカ

 
ポイント
  1. 3素材のハイブリッドモデル
  2. かぶせにコードバンを使用した本格派
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 人気&定番の2色展開
価格 93,000円(税込)
素材 かぶせ素材:コードバン
本体素材:人工皮革 #19
背中素材:高級ソフト牛革
重量 約1,430g
カラー アカ
ビビットピンク

2位:キッズアミ ワンダーシャイニー

 
ポイント
  1. フラットキューブ型ランドセル
  2. 外はシンプル、内はかわいい
  3. A4フラットファイル対応サイズ
  4. 他にない豊富なカラーリング
価格 80,300円(税込)
素材 人工皮革(クラリーノなど)
重量 約1,2600g
カラー ブラック
ブラック×マリンブルー/マリンブルーステッチ
パールネイビーブルー×マリンブルー
メタリックピンク×メタリックラベンダー
パールネイビーブルー×メタリックピンク
ブラウン×メタリックラベンダー
ミラノレッド×ピーチブロッサム

おすすめのブランド一覧

豊富なラインナップから選べる【セイバン】

 
ポイント
  1. 代名詞「天使の羽根」ランドセル
  2. 圧倒的な種類の多さ
  3. 予算に合わせて価格を選べる
  4. 独自の品質検査基準を持つ
CHECK
ランドセルの大手ブランドであるセイバンは、とにかく種類が豊富です。価格、素材、カラー、デザインなど様々なニーズに対応できるランドセルがそろっています。
徹底した品質チェックや、6年間修理保証などサービスも充実。人気モデルは売り切れになることもあるので、早めにチェックしておきましょう。
セイバンの評価
素材
(5.0)
重量
(4.5)
デザイン
(4.5)
機能性
(4.0)
総合評価
(4.5)

工房系なら【萬勇鞄】

 
ポイント
  1. 近年注目を集める工房系ブランド
  2. 手縫いによる手作り
  3. 高品質でお値段も手ごろ
  4. 人工皮革の取り扱いが多い
CHECK
萬勇鞄のランドセルは、1つ1つ手作り・手縫いで作られています。お子さんが安心して長く使えるよう、構造やデザインにもこだわってあり、軽くて丈夫で背負いやすいと大人気です。
人工皮革だけでなく、コードバンや牛革など素材を選ぶこともできます。大量生産できないため、予約は必須です。
萬勇鞄の評価
素材
(5.0)
重量
(4.5)
デザイン
(4.5)
機能性
(5.0)
総合評価
(5.0)

アドバイザー村瀬鞄行さんのおすすめランドセル!

ランドセル羊

当サイトのアドバイザーである村瀬鞄行さんにおすすめランドセルを教えてもらいました!

mu+ランドセル グランツ

ミュータス・グランツ

価格 56,000円(税込)
素材 本体素材:人工皮革 クラリーノ®タフロック®
背中素材:人工皮革 エアーフレッシュ®
重量 約 1,180g
カラー モスグリーン/キャメル
ネイビー/ブラウン
マルーン/モスグリーン
ブラック/マリンブルー
マリンブルー/シルバー

深いグリーンが人気のランドセル。傷に強く、男の子におすすめです。

人工皮革のランドセルを利用した口コミ!

雪国在住です。雪国の方は人工皮革をおススメします。冬になると雪がチラつくのは当たり前。そんな中でも子ども達は元気いっぱい登校していきます。いちいち濡れるのを気にしなくていい人工皮革は、親にとっても気持ちがとても楽です。
学校に着いたら、ランドセルはロッカーにしまいますから、きちんと乾かす…なんて非現実的ですしね。もちろん、雪国の方でなくても雨に濡れても神経質にならずにすみます。子どもが6年間使うものは扱いが楽であることは大前提だと思います。
人工皮革のランドセル、軽いです!空っぽの状態だったら、指一本で軽々持ち上がっちゃいます。親としては、高級な本革のランドセルを買ってやりたい、なんてはじめは思ってましたが、昨今、教科書等の荷物が多くて ランドセルが重いとニュースになっているのを見るにつけ、せめてランドセルだけは少しでも軽くしてあげたいと思うにいたりました。
今の人工皮革はとても艶に深みがあって高級感があり、本革と大差ありません。毎日荷物がぎゅうぎゅうづめですが、 型崩れすることなく今のところ3年間使えています。

ニトリ×TEIJINのメチャ!ピカッ!わんぱく組シリーズのランドセルを使いはじめて4年目の息子がいます。男子なのでそれなりに雑!乱暴…な扱いを受けていますが、へこむどころか全くキズがつくこともなく、変形することもなく毎日活躍中です。色も明るすぎず暗すぎず落ち着いていて残り2年半も活躍してくれそうです。
置き勉を検討されるくらい重い荷物ですが、ランドセル自体は軽く、ポケットもしっかり収納でき、横にも色々かけられて、本人もとても気に入っています。
動物愛護の観点から我が家では、革製品がどのようにして作られているかを子どもに教えた上で、子どもとも相談して人工皮革を選びました。耐水性もあり、傷もつきにくいようですし、6年間使い続けるランドセルの素材として選んで良かったと思います。
それから、革のランドセルと比べても大きな質感の違いというのは感じられません。欧米の方では、日本よりも人工皮革に関して意識が進んでいるようですし、何も劣らないのであれば、私は人工皮革のランドセルをオススメします。

6年間あまり劣化が目立たずに済んだと思います。放課後のクラブ活動などで体育館に置いたりするので汚れたりするのですが、お手入れも拭くだけでよいので、助かりました。
雪が降る地域に住んでいるので人工皮革のほうが楽だなあと思いました。カバーも結局使わないまま6年間過ごしたのですが、しわなども目立つことなくきれいな状態を保てました。毎日お手入れするとなるとこどもだけでは難しく、結局親も手伝わなければいけなくなるので、その点で手入れが楽というのはよかったです。

クラウドソーシングを利用して口コミを収集しました。参考:クラウドワークス

人工皮革・合皮のランドセルのメリット・デメリット!

人工皮革のランドセルのメリットとデメリットについてまとめました。

人工皮革のランドセルのメリット

軽い 1100~1250gくらいのものが多く、牛革やコードバンと比べると軽量で負担を軽減できる。
水に強い 水に強く、濡れた後のお手入れも簡単。
色やデザインが豊富 加工しやすいので、色やデザインが豊富。選択肢の幅が広く、好きなものを見つけやすい。
価格が安い 牛革やコードバンよりも安いものが多い。3万円台で購入できるモデルもある。

種類の豊富さや扱いやすさなどを理由に、人工皮革のランドセルを選ぶ方が増えてきています。3万円台から8万円以上のものまで、価格帯が広いのも特徴です。価格と品質のバランスが良い5万円前後のものが多く、コスパを重視する方に選ばれています。

人工皮革のランドセルのデメリット

強度が劣る 牛革やコードバンと比べると、強度が劣る。
質感・風合い 牛革やコードバンのような独特の質感や風合いはない。

牛革やコードバンのランドセルと比較すると、上記2点がデメリットと言えます。ただし、最近は、強度を高めた人工皮革のランドセルが増えてきているので、6年間安心して使えるものが多くなっています。質感や風合いについては、お子さんの好みに合っていれば問題ないでしょう。

人工皮革・合皮のランドセルのQ&A

人工皮革のランドセルに関するQ&Aを集めてみました。

人工皮革と合皮(合成皮革)の違いは?

どちらも本物の革に似せて作られた素材です。本革と比べると安価で、手入れが楽という特徴があります。

素材のベースになる部分に、ナイロンやポリエステルなどで作った特殊不織布を使用したものを「人工皮革」、特殊不織布以外の編物や織物をベースにして作られたものを「合成皮革」と言います。

ランドセルの素材としては、人工皮革が一般的です。価格は合成皮革の方が安いですが、丈夫さや耐久性は人工皮革の方が優れており、6年間使うランドセルに適していると言えます。

ランドセルに使われる人工皮革の種類は?

人工皮革は様々な種類がありますが、良くランドセルに利用されるものを紹介しておきます。

クラリーノ ランドセルの約70%に使われているほどの圧倒的シェア。雨・傷に強く重量も非常に軽い。クラリーノには派生の型も多くあり、常に進化し続けている素材。
コードレ 帝人コードレの人工皮革で、雨・傷に強く、重量も軽い。
タフガード 帝人コードレとニトリが共同開発した素材で、雨・傷に強く、重量も軽い。比較的新しい素材でペットボトルなどのリサイクルで作られている。
エアヌール 雨・強いが若干重めの人工皮革。また、生産数も少ないのでマイナー。

ランドセルの多くはクラリーノを利用していて、耐久性と重量に優れています。まずはクラリーノで出来たランドセルを探してみるとよいでしょう。

人工皮革のランドセルのお手入れ方法は?

人工皮革は耐久力に優れていますが、全くお手入れをしなくてもよいというわけではありません。

「乾燥したところに保管する」「汚れは乾いたタオルで拭く」という基本的なことを繰り返し行いましょう。特に、湿気には注意です。

表面は雨に濡れても拭く必要はありませんが、縫い目や隙間からは水が入ります。中まで濡れるようなことがあった際には、荷物を取り出して、陰干ししましょう。

ドライヤーやストーブを使った乾燥は絶対にしないでください。