本革のランドセルには「牛革」と「コードバン」の2種類の素材があります。
今回は本革のランドセルの人気ランキングを紹介していきます。
Contents
本革のランドセル選びのポイント
本革のランドセルを選ぶ際のポイントは以下の3つです。
- できるだけ軽いものを選ぶ
- 雨にも強いものを選ぶ
- 生産数が少ないため早めに選ぶ
1.できるだけ軽いものを選ぶ
本革のランドセルは「牛革」「コードバン」の2種類があります。いずれもクラリーノのような人工皮革のランドセルに比べて、若干ですが重さがあります。
具体的にはコードバン>牛革>人工皮革といった感じでになります。
本革のランドセルで軽いものを選ぶポイントとしては、ベースとなっている本革の素材とは別に、一部、人工皮革を使用しているものを選ぶことで、重さが抑えられます。
総張りの本革ランドセルは、圧倒的な高級感があり上品な雰囲気ですが、値段も高いうえに重いです。
子供が「絶対本革のランドセルがいい!」という場合は話が別ですが、まだそこまでランドセルの素材にこだわりはないのであれば、本革の中でも軽いものを選んであげると毎日の通学で体に負担がなく背負っていかれるかもしれません。
2.雨にも強いものを選ぶ
昔に比べて現在の本革のランドセルは撥水・防水加工が施されているものも増えてきました。
ランドセルが水に濡れることにそこまで神経質にならなくても良いですが、商品に「防水・撥水」といった説明があると安心ですよね。
一般的な革製品には定期的なお手入れが必要とされるなか、ランドセルに使われる本革はお手入れ不要のものも増えてきています。
日々のメンテナンスがあると意外と負担になります。本革の中でも、なるべく簡単にお手入れできるものを選ぶといいでしょう。
3.生産数が少ないため、早めに選ぶ
本革のランドセルは人工皮革のランドセルと比べ種類も少なく、また限定生産をしているメーカーもあります。
早いところでは夏になる前に販売を締め切ってしまうこともあり、年々お目当てのランドセルを手に入れるたびに、購入時期も早まっています。
とくに本革のランドセルを多く扱う工房系のランドセルメーカーは要注意です。
早め早めの行動で、小学校6年間を共に過ごすお気に入りのランドセルをゲットしたいですね。
男の子向け4~6万円で買えるランドセル
本革の4~6万円で買える人気のランドセルを紹介していきます。
価格帯としては牛革のランドセルとなります。
羽倉 耐性牛革スタンダード

- 便利なオートロック機能搭載
- 大自然をイメージした17色
- 内装はチェック柄
- A4フラットファイル対応
価格 | 59,400円(税込) |
素材 | フラップ表:耐性牛革 大マチ・フラップ裏・肩ベルト表:コードレ(人工皮革) 内装:耐加水分解性ポリウレタン 背あて・肩ベルト裏:エアリーソフト |
重量 | 1310g |
カラー | ブラック ネイビー ダークレッド レッド チェリーレッド ダークグレー ディープパープル ラベンダー パステルピンク サックス コバルトブルー キャメル ダークオレンジ オレンジ イエロー ダークグリーン ミントグリーン |
男の子向け6~8万円で買えるランドセル
本革の6~8万円で買える人気のランドセルを紹介していきます。
価格帯としては牛革のランドセルが対象となります。
池田屋 防水牛革クラシック

- クラシカルな風合いのランドセル
- 手縫いのランドセル
- シックな色味の5色展開
- 背あては通気性のよい人工皮革
価格 | 68,000円(税込) |
素材 | 本体:防水牛革 背負いベルト表:防水牛革 カブセ裏・背負いベルト裏:クラリーノ 背あて:ピンホールクラリーノ |
重量 | 1300g前後 |
カラー | クロ クロ×キャメル 深紅 マロン キャメル |
鞄工房山本 リベルタ(牛革)

- デニム調の表面加工を施したデザイン
- 天然皮革とヌメ革の組み合わせ
- A4フラットファイルサイズ対応
- 黒と紺2色のカラー
価格 | 79,900円(税込) |
素材 | 主素材:牛革(一部に人工皮革) 背中・肩ベルト裏:人工皮革 かぶせ裏・内装:人工皮革/合成皮革(ポリカーボネート) かぶせ:コバ塗り(ヌメ革使用) |
重量 | 1,370g |
カラー | デニム調・黒 デニム調・紺 |
萬勇鞄 ファルベ

- 黒のかぶせに背あてがカラー(緑、青、水色、茶色)
- アンティーク調の金具
- オリジナルネームプレート付き
- リコーダーケースつき
価格 | 66,000円(税込) |
素材 | 本体:牛革 背あて素材:牛革かぶせ:コバ塗り(ヌメ革使用) |
重量 | 1400g |
カラー | ブラック×グリーン ブラック×ブルー ブラック×アクアブルー ネイビー×アクアブルー ネイビー×チョコ グリーン×チョコ |
フジタ ブラックキャプス

- クールなエンブレムモチーフの飾り鋲
- 背あてはふっくらした牛革
- 夜道も安心のピカットライン
- 黒をベースとした6色のカラー
価格 | 69,800円(税込) |
素材 | かぶせ:牛革 前段・ポケット:牛革 大マチ:アーシック 背あて:ふっくら天然牛革 |
重量 | 1,350g前後 |
カラー | クロ×クロ クロ×アカ クロ×マリンブルー クロ×モスグリーン クロ×シルバー クロ×ブラウン |
羽倉 耐性牛革ウイングチップ

- 紳士靴のウイングチップをモチーフにした個性派ランドセル
- 個性的なバイカラーのデザイン
- マチは人工皮革のため軽い
- 選べる6色のカラー
価格 | 63,800円(税込) |
素材 | フラップ表:耐性牛革 大マチ・フラップ裏・肩ベルト裏:コードレ 内装:耐加水分解性ポリウレタン 背あて・肩ベルト裏:エアリーソフト |
重量 | 1,335g |
カラー | ブラック×チョコ ネイビー×チョコ キャメル×チョコ サックス×キャメル チェリーレッド×チョコ ラベンダー×ディープパープル |
男の子向け8万円~で買えるランドセル
本革の8万円~で買える人気のランドセルを紹介していきます。
こちらの価格帯では、牛革よりもさらに高級感のあるコードバンのランドセルを選ぶことができます。
池田屋 防水コードバン98,000円

- 雨の日も安心でお手入れ簡単なコードバン
- 上品さが際立つツヤ消し加工
- きめ細やかでなめらかな質感
- 王道のランドセルカラー2色
価格 | 98,000円(税込) |
素材 | カブセ:防水コードバン 本体・背負いベルト表:防水牛革 カブセ裏・背負いベルト裏:クラリーノ 背あて:ピンホールクラリーノ |
重量 | 1400g |
カラー | 黒 赤 |
天使の羽 HOMAREアンティークコードバン

- コードバンの中でもお手頃な価格
- 傷や雨にも強い
- 金属は高級感のあるアンティークゴールド
- 使いやすい王道カラー3色
価格 | 85,000円(税込) |
素材 | かぶせ:コードバン 他:牛革 |
重量 | 1550g |
カラー | 黒 カーマインレッド キャメル |
萬勇鞄 リリークレスト コードバン

- サイドにはユリの紋章
- さりげないエンブレムデザインの鋲
- スポーティーなライン
- 背あてにもユリの紋章
価格 | 101,200円(税込) |
素材 | 本体:コードバン 背あて:牛革 |
重量 | 1500g |
カラー | ブラック×ゴールド ブラック×シルバー ブラック×ブルー |
フィットちゃん コードバンランドセル

- かぶせにコードバン、マチは本革を使用
- 背あてには通気性のよいエアーフレッシュ
- ステッチなしでコードバンの艶が際立つ
- 王道のランドセルカラー2色
価格 | 110,000円(税込) |
素材 | コードバン |
重量 | 1500g |
カラー | 黒 赤 |
黒川鞄 総コードバン

- ヨーロッパ産の大型馬を使用した最高級ランドセル
- 内装は白い牛革
- 匠・日本の技術をすべて集結
- 気品あふれるスタンダードな2色
価格 | 217,800円(税込) |
素材 | 主材:かぶせ(ふた)コードバン 本体:コードバン 背あて・肩ベルト裏:ソフト牛革 内装:牛革 |
重量 | 1580g |
カラー | 墨 朱 |
女の子向け4~6万円で買えるランドセル
本革のランドセルが4~6万円で買える商品を紹介します。
羽倉 耐性牛革スタンダード

- 便利なオートロック機能搭載
- 大自然をイメージした17色
- 内装はチェック柄
- A4フラットファイル対応
価格 | 59,400円(税込) |
素材 | フラップ表:耐性牛革 大マチ・フラップ裏・肩ベルト表:コードレ(人工皮革) 内装:耐加水分解性ポリウレタン 背あて・肩ベルト裏:エアリーソフト |
重量 | 1310g |
カラー | ブラック ネイビー ダークレッド レッド チェリーレッド ダークグレー ディープパープル ラベンダー パステルピンク サックス コバルトブルー キャメル ダークオレンジ オレンジ イエロー ダークグリーン ミントグリーン |
女の子向け6~8万円で買えるランドセル
本革ランドセルが6~8万円で買える人気ランキングを紹介していきます。
この価格帯では、牛革のランドセルが購入できます。
池田屋 防水牛革クラシックシワ加工

- 一部をクラリーノにしているため牛革の中でも軽い
- 格子状のシワ加工が入っており、クラシカルな印象に
- マチの内側はイエローで荷物が探しやすい
- 深みのある色がきれいな5色展開
価格 | 68,000円(税込) |
素材 | 本体:防水牛革 背負いベルト表:防水牛革 カブセ裏・背負いベルト裏:クラリーノ 背あて:ピンホールクラリーノ |
重量 | 1300g |
カラー | クロ クロ×キャメル 深紅 マロン キャメル |
フジタ サンシャイングラッド

- こだわり派にうれしい総牛革のランドセル
- シボが落ち着いた雰囲気のデザイン
- 背あてはふっくら天然牛革
- 防水加工で雨や雪の日も安心
価格 | 78,000円(税込) |
素材 | 牛革 |
重量 | 1450g |
カラー | クロ×クロ アカ×アカ |
キッズアミ フレンドリーレザー19006

- 両サイド、かぶせ金具部分にハート柄にスワロフスキー・クリスタル鋲使用
- ランドセルの中身を分けるしわけジョーズ(脱着式)
- 便利なサブバッグ付き
- 鮮やかな7色展開
価格 | 73,700円(税込) |
素材 | 牛革 |
重量 | 1310g |
カラー | ブラック ブラック×レッドステッチ ネイビー ローズピンク ピーチブロッサム 新チョコ サックス |
キッズアミ プルミエ

- 花や葉をあしらった聡明なデザイン
- 広島大学名誉教授、長町氏監修の背あてウインディソフト
- ランドセルにすっぽり入るサブバッグ付き
- 選べる5色のカラー
価格 | 70,400円(税込) |
素材 | 牛革 |
重量 | 1460g |
カラー | サックス ネイビー ブラック ネイビー×ブラック ローズ 新チョコ |
鞄工房山本 フィオーレ・コスモス

- かぶせやサイドにコスモスのモチーフ
- 幸せを運ぶクローバーのカシメと引手
- A4フラットファイルサイズ対応
- 上品な6色展開
価格 | 67,900円(税込) |
素材 | 牛革 |
重量 | 1370g |
カラー | 赤 ワイン キャメル ラベンダー ハーバーブルー ローズピンク |
女の子向け8万円~で買えるランドセル
本革の8万円~で買える人気のランドセルを紹介していきます。
こちらの価格帯では、牛革よりもさらに高級感のあるコードバンのランドセルを選ぶことができます。
萬勇鞄 クローネティアラコードバン

- コードバンの中でもデザイン性が高い
- 手縫い・手づくりとこだわりの詰まったランドセル
- 持ち運びに便利なリコーダーケース付き
- 女の子に人気の2色カラー展開
価格 | 101,000円(税込) |
素材 | 本体:コードバン 背あて:牛革 |
重量 | 1500g |
カラー | ルビー×ジュエルピーチ ダークブラウン×ジュエルピーチ |
天使のはね HOMARE アンティークコードバン

- コードバンの中でもお手頃な価格
- 傷や雨にも強い
- 金属は高級感のあるアンティークゴールド
- 使いやすい王道カラー3色
価格 | 85,000円(税込) |
素材 | コードバン(かぶせのみ) 他は牛革 |
重量 | 1550g |
カラー | 黒 赤 キャメル |
羽倉 エイジングコードバン

- 上品で落ち着いた雰囲気
- 背あては柔らかいエアリーソフト
- 雨の日も安心の撥水加工
- シックな色味の3色展開
価格 | 93,500円(税込) |
素材 | 主な素材:コードバン フラップ裏:コードレ(人工皮革) 内装:耐加水分解性ポリウレタン 背あて・肩ベルト裏:エアリーソフト |
重量 | 1455g |
カラー | ブラック ネイビー ダークレッド |
フジタ プレミアム

- 夜道も安心のピカットライン
- 背負いやすいスーパーXベルト
- 自動ロック施錠搭載
- 王道のランドセルカラー2色
価格 | 98,000円(税込) |
素材 | コードバン |
重量 | 1450g |
カラー | クロ アカ |
キッズアミ キッズアミリーブル

- 内装までコードバンにこだわった総張りランドセル
- フチをなくしたフラットキューブ型
- 整理整頓に便利なしわけジョーズ、サブバッグ付き
- 肩ベルトは衝撃クッション入り
価格 | 121,000円(税込) |
素材 | コードバン |
重量 | 1650g |
カラー | クロ アカ |
おすすめのブランド一覧
本革のランドセルを購入する際におすすめのブランドを2つ紹介します。
一つのデザインで素材が選べる「萬勇鞄」

- 手縫い・手作りがウリ
- 牛革・コードバン・人工皮革から選べる
- 全商品リコーダーケース付き
- ネーム刻印プレート付き
シンプルなデザインをベースに、男の子は背あてにカラーを付けて個性を出していたり、女の子はさりげない刺繍がアクセントとなり、飽きがこないデザインに定評があります。
ハイブリッド構造がウリの「池田屋」

- 本革と人工皮革のいいとこどりランドセル
- こだわりのシンプルデザイン
- 全商品の耐荷重は80㎏
- 防水力が高く、雨カバーいらず
カラーオーダーや別売りパーツなども販売しており、シンプルながらも個性的なランドセルを持つことができます。
本革のランドセルを利用した口コミ!
本革のランドセルのメリット・デメリット!
本革のランドセルのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
- 上質・高級感がある
- 使い込むほどに味が出る
- 耐久性があり、丈夫
- 重量がある
- 耐水性に劣る
- 価格が高い
本革のランドセルを選ぶ理由の一つとして、その高級感や上質さがあります。子供の頃から本物を持たせたいと思う親御さんの気持ちにも十分に応えるランドセルです。
本革のランドセルは一般的な革製品と同様、使い込むごとに本革独特の味わいで出ます。
人工皮革に比べて耐久性もよく、6年間毎日しっかり使えるため、育ち盛りでヤンチャな小学生のお子様にも安心です。
一方で本革のランドセルは人工皮革に比べ、平均200~300g程ではありますが重さがあります。
人工皮革では軽いもので1100g、本革では最高級のコードバンが一番重くて1600g程度あるため、その差は500gとなります(500gは教科書2冊分程度の重さです)。
しかし、おすすめブランド一覧でも紹介したように、池田屋をはじめ各ランドセルメーカーが本革と人工皮革を適材適所で組み合わせたのランドセルを販売しています。
このような素材がミックスされているランドセルを選ぶと、重量が200~300gほど軽くなります。
重さが気になるのであれば、人工皮革も使用したランドセルを選ぶのをおすすめします。
本革のランドセルのQ&A
本革のランドセルのQAを紹介します。
1.本革のランドセルのお手入れってどうやってやるの?
本革のランドセルは濡れたものを放置してしまうと、革が硬くなり、ひび割れしやすくなります。
雨の日はレインカバーをつけたり、万が一濡れてしまった場合は早めに乾いた布でふき取り、風通しの良い室内で陰干ししておきましょう。
しっかり手入れをするのであれば革製品ようのクリーナーを使うのもアリです。しかしランドセルによってはクリーナーを使わないほうがいいものもあるので、購入する際に販売店に聞いてみましょう。
最近の本革ランドセルはお手入れ不要となっているものも多くなっています。
2.本革のランドセルが硬くなってしまったら?元に戻せるの?
雨に濡れたり、肩ベルト部分が湿気を含んで、本革部分が硬くなったりすることがあります。
もし硬くなってしまったら、革製品用の油を塗りこむと、やわらかくなります。
塗りすぎると柔らかくすぎてしまい、ランドセルが背負いにくくなってしまいます。また、油を塗る際はランドセルを室内干しした後にしましょう。
3.使い終わった本革のランドセルはどうしたらいい?
使い終わった本革のランドセルは、保管する、処分する、またはリメイクしたり、海外に寄付したりするなど幅広い選択肢があります。
処分する場合は自治体によって分別方法が変わります。多くの場合、燃やすごみ(可燃ごみ)もしくは粗大ごみとなります。処分の際はお住いの自治体に合った方法で処分しましょう。
リメイクする場合はペンケースやパスケースなどの革小物に。海外へ寄付する際は専門の業者を利用するようにしましょう。
黒川鞄ではランドセルを使用した後に、「ミニランドセル」もしくは「ペンケース」にリメイクをしてくれます。