5万円台のランドセルは、若干高めの価格体ではありますが、高品質なランドセルが揃っているので、人気の価格帯です。
また、この価格帯は、さまざまなメーカーがランドセルを提供しているので、選択肢の幅も広がります。
それでは、5万円台のランドセルの選び方と、人気ランキングを紹介します。
ランドセルの最新トレンド
最新のランドセルに関するトレンドを簡単に紹介していきます。
最近のトレンドの色
男の子の場合は、まだまだ黒系のランドセルを選ぶ家族が多いようです。
黒系が53%、青が17%、茶色系が13%となっています。
女の子の場合では、赤系の色を選んでいる家族が多く、赤系は54%,ピンク系が17%、パープル、ブラウン、アクア、といった色はそれぞれ約7%のシェアがあります。
茶色や、紫、青といった色を購入している家族が増えており、今後は定番カラー以外のランドセルを背負う子供も多くなるのではないでしょうか?
女の子の場合は、紫、茶色、青といった個性的なカラーを購入しても問題はないでしょう。
ランドセルを購入する時期
近年におけるランドセルの購入時期は以下の通りです。
- 4月以前=9%
- 5月=20%
- 6月=15%
- 7月=11%
- 8月=15%
- 9月=12%
- 10月=1%
- 11月以降=17%
5万円以上のランドセルになると、数量限定のものが多いためできるだけ早く購入することをおすすめします。
なぜなら、数量限定もののランドセルは、注文が決まってから生産がされるものがあるからです。
そのため、5月〜6月くらいに予約しておかないと、販売していなかったり、入学式までに生産が間に合わないという可能性もあります。
そのため、5万円以上のランドセルを購入する場合はなるべく早めの購入を検討しましょう。
とはいえ、店舗にない場合でもネット通販だと取り扱っていることもあるため、ネット購入も視野に入れておくといいでしょう。
購入額の相場
近年におけるランドセルの購入相場は以下の通りです。
- 2万4999円=6.3%
- 2万5000円〜3万9999円=12.8%
- 4万円〜5万4999円=29%
- 5万5000円〜6万4999円=22.8%
- 6万5000円以上=6.8%
近年では、64.6%の家族がランドセルに4万円以上かけるようです。
5万円台のランドセルになると、機能性だけでなくブランド力や美しいデザインのランドセルを選ぶことができます。
5万円台のランドセルは、凝ったデザインのものが豊富にあります。
そのため、子供の目を引くようなおしゃれなものから、大人が見ても良いと感じるランドセルを選ぶことができるでしょう。
また、5万円以上になると職人さんが1つ1つ丁寧に仕上げている場合が多く、刺しゅうが解けにくかったり、適材適所に素材を使うため丈夫なランドセルが仕上がるといったメリットがあります。
5万円台で人気のランドセルブランド3選!
5万円台で購入することができる、人気のランドセルブランド3つを紹介していきます。
1位:セイバン
セイバンのランドセルは、子供の体に優しい機能で子供が快適にランドセルを背負えるといった特徴があります。
セイバンのランドセルには、「天使のはね」機能が搭載されています。
「天使のはね」機能とは、ランドセルの肩ベルト部分が立ち上がるように設計されているため、肩のラインに沿ってランドセルが背負えるため、肩の負担を軽減することができるでしょう。
また、左右連動肩カンといって、左右の肩ベルトが連動して動く機能があり、肩の負担を軽減するための機能です。
セイバンのランドセルは、子供の肩の負担を軽減される設計が沢山施されており、重たい荷物も背負って登下校するこどもにおすすめのランドセルだと言えるでしょう。
2位:フィットちゃん
フィットちゃんのランドセルは、ランドセルが子供の体にフィットしやすく重さを感じにくいといった特徴があります。
ではなぜ、フィットちゃんのランドセルは体にフィットしやすいのでしょうか?
青の理由は、肩ベルトにあります。
フィットちゃんの肩ベルトは、25度に立ち上がるようになっていて、ランドセルと背中が接触する面積が10%もアップします。
また、ランドセルが背中とフィットしていても、フィットちゃんのランドセルは蒸れにくい素材を使ってるため、熱くなりにくいです。
その他にも、肩ベルトのクッションを通常のランドセルの約2倍にすることによって、肩の負担を最小限似できてます。
3位:池田屋
池田屋のランドセルは、卒業まで美しく飽きにくいデザインが特徴です。
池田屋のランドセルは、洗練されたシンプルなデザインのランドセルを取り扱っています。
そのため、小学高学年になっても飽きずにずっとお気に入りのランドセルとして使うことができるでしょう。
また、池田屋のランドセルにはメインポケットに樹脂フレームを搭載しています。
樹脂フレームを搭載することで、強度が通常のランドセルの1,5倍ほど上がっています。
その他にも、どんな理由で壊れても無償修理を行ってくれます。
そのため、池田屋のランドセルは美しい状態のまま6年間使用できる、おすすめのランドセルだと言えるでしょう。
5万円台のランドセル選びのポイント!
5万円台のランドセルを選ぶ時、どんなポイントに気をつければいいのでしょうか?
- 牛革or人工皮革
- 製造工程の品質の高さや、丈夫さ
- 子どもに負担をかけない
それぞれ、どのような点をチェックすればよいのか、詳しく見ていきましょう。
1.牛革or人工皮革
5万円台のランドセルでは、牛革製も、人工皮革も選ぶことができる価格帯となります。
牛革 | 革の風味が高級感があるが、雨に弱く、重量も重いというデメリットも。 |
人工皮革 | 本革の高級感はないが、雨や傷に強く、重量も比較的軽量。 |
牛革を選ぶか、人工皮革を選ぶかは好みで分かれるところですが、「品のあるランドセルを選びたいなら牛革」「実用性を重視するなら人工皮革」というポイントがあることを覚えておくとよいでしょう。
また、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で選ぶことをおすすめします。
2.製造工程の品質の高さ、丈夫さ
6年間子どもが毎日背負っていくランドセル。
だからこそ、製造工程がしっかりしていていて、高品質、かつ丈夫なランドセルが求められます。
ランドセルの縫製には「職人による手縫い」、「機械での製造」という違いがあります。どちらにしても「品質がきちんと検査されているか」が最も重要です。
どちらの縫製でもミスは起こり得るもの。だからこそ、ミスがあってそれを市場に出さない「検査体制が整っているか」が重要といえます。
また、それが6年間使用できる「丈夫さ」を追求することにもつながります。
3.子どもに負担をかけない
通学に利用するものですから、「気に入ったデザイン」を選ぶよりも、子どもへの負担が少なくなることを重要視してあげるのがよいですね。
背負いやすさ | 背中や肩などの体にフィットする部分が、子どもに負担をかけないように設計されているか。 |
重量 | 毎日の通学の負担を軽減するために、より軽く設計されているか。 |
付属品 | ランドセルに入らない給食袋などを、負担なく持っていくことができるか。 |
ランドセルは、学校に通うために使用するもの。
ですから、通学・学校での生活に必要な要素をきちんと満たしているかどうかを確認して、ランドセルを選びましょう。
男の子向け5万円台で買える人気のおすすめランドセルランキング!
5万円台(税抜価格)で買える男の子に人気のランドセルを紹介していきます。
セイバン コレクションクラシック

- 誰からも愛されるデザイン
- 快適に背負う機能
- 「天使のはね」で、姿勢正しく!
- A4フラットファイル対応
- 選べる6色のカラー
価格 | 60,500円(税込) |
素材 | 主素材:クラリーノ® 背中:ブレスレザー® 肩ベルト裏:ブレスレザー® |
重量 | 約1,240g |
カラー | ブラック マリンブルー ミルキーブラウン キャメル カーマインレッド ビビッドピンク |
フィットちゃん タフボーイDX

-
- キズに強いタフロック素材
ロイヤル
- 背負いやすく、軽く感じる
- A4フラットファイルサイズ対応
- 雨の日や、暗い夜道も安心
価格 | 54,450円(税込) ※WEB限定価格 |
素材 | 本体:クラリーノ®タフロック® |
重量 | 約1,280g |
カラー | クロ×メタルグレー マリン×マリン |
池田屋 No.70 ベルバイオスムース カラーステッチ

- 牛革に近い風合いと表情
- 抜群の背負いやすさ
- A4フラットファイルサイズ対応
- 超軽量
価格 | 58,500円(税込) |
素材 | 本体:特注ベルバイオ 背負いベルト表:防水牛革 かぶせ裏・背負いベルト裏:ベルバイオ 背中:特注ピンホールベルバイオ |
重量 | 約1,100g |
カラー | クロ×クロ クロ×ブルー クロ×ゴールド コン×キャメル グリーン×キャメル アカ×ピンク カーマインレッド×ピンク アンティークワイン×ピンク キャメル×ゴールド |
女の子向け!5万円台で買える人気のおすすめランドセルランキング
5万円台(税抜価格)で買える、女の子に人気のランドセルを紹介します。
フィットちゃん プレミアムゴールド

- シンプルだけど、フォーハートがかわいい♪
- キズに最も強い素材、タフロック
- A4フラットファイルサイズ対応
- 選べる4色のカラー
価格 | 53,460円(税込) ※WEB特別価格 |
素材 | 本体:クラリーノ・タフロック |
重量 | 1230g前後 |
カラー | チェリー ブラウン カーマイン キャメル |
セイバン コレクションクラシック

- 誰からも愛されるシンプルデザイン
- 快適に背負える工夫
- A4フラットファイルサイズ対応
- 「天使のはね」で姿勢正しく!
価格 | 60,500円(税込) |
素材 | 主素材:クラリーノ® 背中:ブレスレザー® 肩ベルト裏:ブレスレザー® |
重量 | 約1,240g |
カラー | カーマインレッド ビビッドピンク ミルキーブラウン キャメル マリンブルー ブラック |
池田屋 No.59 マットクラリーノ カラーコンビ

- 人気の高い組み合わせを集めたコンビカラー
- 肩ベルトは牛革
- A4フラットファイル対応
- 超軽量
価格 | 55,500円(税込) |
素材 | 本体]:クラリーノ 背負いベルト表: 防水牛革 カブセ裏・背負いベルト裏: クラリーノ 背あて: ピンホールクラリーノ |
重量 | 約1,100g |
カラー | カーマインレッド×キッズピンク アンティークワイン×キッズピンク チョコ×キッズピンク ラベンダー×キッズピンク クロ×アースブルー クロ×アカ クロ×チョコ コン×チョコ アースブルー×チョコ |
先輩ママ・パパ881人に聞いた!人気のランドセルブランド!
人気のランドセルをいろいろ見てきましたが、どのブランドが今人気なのでしょうか。今回、弊社が約900人のランドセル購入者に対して、独自調査を実施しました。
人気ランドセルの調査方法
クラウドソーシングを利用して、ランドセル購入者に購入ブランドや購入の決め手などリアルな声を聞いてみました!
購入ランドセルに関する調査 | 購入ランドセルのブランド・価格帯・素材などを回答いただく。 |
有効回答数 | 881名 |
調査期間 | 2020/08/05〜2020/08/08 |
利用クラウドソーシング | Fastask(ファストアスク) |
その結果、全体の約27%が5万円台のランドセルを選んでいて、他のどの価格帯のランドセルよりも人気が高いことが判明しています。
ここでは、5万円台で人気のランドセルブランドや素材、購入時のポイントなどについてご紹介。5万円台の売れ筋ランドセルをチェックしたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
5万円台で1番人気のランドセルブランドはコレ!
5万円台のランドセルの中で、もっとも購入者が多かったブランドは『イオン』でした!31%の人が軽さや収納力に定評があるイオンのランドセルを選んでいます。その次に人気が高かったのは、背負いやすく耐久性も強い『セイバン』で14.6%の人が購入。
続いて8.4%の人が、有名メーカーとのコラボ商品など、オリジナリティの高いランドセルラインをそろえる『イトーヨーカドー』を購入したと答えています。
土屋鞄や池田屋といった老舗ブランドを選んだ人も一定数いて、5万円台のランドセルはそれぞれの家庭のニーズに合った商品が買いやすいと言えるでしょう。
5万円台のランドセル購入者が重視したポイントは?
ランドセルを購入する際には、どのようなポイントを重視すべきなのでしょうか。「違うランドセルを購入すべきだった…!」と後悔することがないように、ランドセルを購入するうえでのポイントを事前に押さえておきたいもの。
弊社では5万円台のランドセル購入者に対し、7つのポイントに絞って、購入の際に重視したかどうかを調査してみました。
- 値段
- 素材
- 重さ
- 丈夫さ
- ブランド力
- 機能性
- デザイン
ここでは、5万円台のランドセル購入者がもっとも「重視した」ポイントを3つ取り上げてお話していきます。
ブランド力
5万円台のランドセル購入者の多くが重視したと答えたのは、ブランド力でした。ブランドが持つ信頼性やイメージが、大きな影響を与えていると言えるでしょう。4万円台や4万円以下では手が出せないランドセルブランドに、魅力を感じている人が多かったようです。
デザイン
5万円台のランドセルは、デザインも凝ったものが多く種類も豊富です。子供の目を惹くような洒落た刺しゅうが入っていたり、有名ブランドとのコラボランドセルなどもあったりして、人気が高いと言えるでしょう。多くの人はデザイン性の高さを求めて、5万円台のランドセルを購入しています。
機能性
収納スペースが広く、機能性の高いものも多い5万円台のランドセル。最近ではタブレット収納ポケットを備えるメーカーもあり、時代のニーズに沿ったランドセルが増えています。5万円台のランドセルを購入する際には、ブランド力やデザインと合わせて、機能性の高さも重視して選びたいですね!
5万円台のランドセルで人気が高い素材
最近のランドセルは素材もバラエティ豊かで、選ぶ際には迷う人も多いはず。ここでは素材の中でも、5万円台の購入者の割合が特に多かったものをピックアップしてご紹介します。
合皮
合皮は織物や編み物などをベースに、塩化ビニルやポリウレタンなどの合成樹脂を塗布した素材です。防水性が高く、本革と似た質感を持っていることが特徴です。動物保護の観点からも合皮を選ぶ人は少なくありません。
牛革
本物志向の家庭から選ばれやすい、牛革のランドセル。6年間使うランドセルは、お子さんの肌に触れるということもあり、体に馴染みやすい牛革が高い人気を誇っています。お手入れもしっかりとすることで、愛着もわきやすい素材と言えるでしょう。
デニム
デニムのランドセルは斬新性があり、ファッションのワンポイントともなるお洒落な素材です。特に男の子から人気が高く、今後も多種多様なデニムのランドセルが登場することが予想されます。
5万円台のランドセルを購入したのはどんな家庭?
一番人気の5万円台のランドセルですが、どの程度の世帯収入の家庭が購入しているのでしょうか。調査の結果、世帯収入別に見ると、1000~1200万円未満の家庭の31.2%が5万円台のランドセルを購入しています。
また、世帯収入が600~800万円未満の家庭の29.4%、400~600万円未満の家庭の28.3%が5万円台のランドセルを選んでいます。幅広い世帯収入の家庭のニーズを満たすスペックを備えているのが、5万円台のランドセルと言えるでしょう。
人気No1:安心!背負いやすい!セイバン

- TVCMでもお馴染み
- 背負いやすくする仕組みがたくさん
- とても丈夫
- モデルもカラーも豊富
「天使のはね」のTVCMでお馴染みの「セイバン」。他メーカーとのコラボ商品など、さまざまなモデルがあることも魅力的。背負いやすくする仕組みを追求しているので、小さな1年生から安心して使えることがうれしいですね。
国内製造販売本数No1:ママからの人気も♪やっぱりフィットちゃん!

- TVCMでもお馴染み
- 背負いやすい
- カラー&デザインが豊富
- 多機能が魅力
TVCMでお馴染みのフィットちゃん。
さまざまなデザインのランドセルを豊富に取り揃えているため、自分なりのランドセルを選べるのがおすすめのブランドです。さらに、オーダーメイドで注文することもできるため、自分だけのランドセルを手に入れることもできます。
使いやすさと、高級感をそなえた「池田屋」のランドセル

- 高品質で安価な牛革と、合成皮革のハイブリッド
- 安全性と使いやすさも抜群
- シンプルでありながら、ほかとは違うデザイン
- 2020年度は、7月の展示会が中止になるほど、大人気
1950年創業の「池田屋」。6年間使用できる、シンプルなデザインが人気。職人手作りのランドセルは、仕立てがよく耐久性もあります。また、重たく感じさせない工夫もたくさん。部品によって素材を変えるなど、さまざまな工夫があるので、耐久性・使いやすさなど重視している人に、特におすすめのランドセルブランドです。
5万円台のランドセルのQ&A
5万円台のランドセルを購入するときの疑問にお答えします。
1.5万円台のランドセルは標準的?
どのブランドも、さまざまな価格帯のランドセルをラインナップしていますが、5万円台のものを購入した人が多いようです。
丈夫で、機能性、デザイン性に優れているものが、この価格帯から多く販売されています。
定番のものから流行のものまでさまざまです。百貨店やスポーツブランドなどのコラボ商品があるのも、特別感を求める人にはうれしいですね。
また、この価格帯のランドセルを販売しているメーカーのほとんどが、6年間保障をしています。もともと丈夫な造りですが、もし壊れてしまったときも安心です。
おすすめの価格帯といえます。
2.5万円台のランドセルは、ネット通販でも購入できる?
ランドセルの販売は、ネット通販で可能なメーカーがほとんどです。
実際に、実物をショールームなどで確認して、家でネットで注文する人が、非常に多くなっています。
送料も無料のところがほとんどです。
また、ネット割引などもあるので、サイトをチェックした上で、店舗で実際に着けてみて、ネットで購入…という方法もありますね。
ランキングで紹介したランドセルもネットで購入することが可能なので、サイトで確認してみてください。