4万円台で購入できるランドセルは、機能も充実したものが多くなってきています。
できるだけ予算をかけずに、かつ人気で、機能性に優れたランドセルを購入したいという人におすすめの選び方を解説していきます。
ランドセルの最新トレンド
最新のランドセルに関するトレンドを簡単に紹介していきます。
最近のトレンドの色
最近では、黒や赤といった色以外にも、青や紫、茶色のランドセルを背負う子供も増えてきました。
しかし、まだまだ男の子は黒系、女の子は赤系の色が主流のようです。
とはいえ、女の子は青、紫、茶色のランドセルを背負う子供は、全体の20%ほどいるため、近年ではそれらの色も、トレンドになりつつあります。
ランドセルを購入する時期
近年におけるランドセルの購入時期は以下の通りです。
- 4月以前=9%
- 5月=20%
- 6月=15%
- 7月=11%
- 8月=15%
- 9月=12%
- 10月=1%
- 11月以降=17%
大半の家族が、9月までにランドセルの購入を行っているようです。
10月以降になると、限定カラーや、有名なランドセルブランドのランドセルは品薄になってしまうことが多いため、9月までにランドセルの購入を検討するようにしましょう。
また、青や紫、茶色といった珍しい色のランドセルは、5〜6月までに予約や店舗で購入をするようにしましょう。
ランドセルの購入時期が遅くなってしまった場合でも、ネット経由だと欲しい色のランドセルがある可能性もあります。
そのため、ランドセルはネット経由での購入も検討しておきましょう。
購入額の相場
近年におけるランドセルの購入相場は以下の通りです。
- 2万4999円=6.3%
- 2万5000円〜3万9999円=12.8%
- 4万円〜5万4999円=29%
- 5万5000円〜6万4999円=22.8%
- 6万5000円以上=6.8%
約3割の家族が、ランドセルの購入に4万円から5万4999円を使っているようです。
4万円台のランドセルは非常にコスパが高く、ランドセルを使う上であると便利な機能などが多く搭載されています。
4万円台のランドセルなら、6年間保証や丈夫な素材で作られているものがほとんどです。
そのため、6年間安心して同じランドセルを使うことができるでしょう。
4万円台で人気のランドセルブランド3選!
4万円台で購入できる人気のランドセルブランド3つを紹介してきます。
1位:セイバン
セイバンのランドセルの特徴は、「天使のはね」機能が搭載されており子供の体に優しい機能が豊富といった特徴です。
「天使のはね」は、通常のランドセルとは違い肩ベルトの部分が立ち上がるように設計されています。
その結果、肩のラインに沿ってランドセルが背負えるので肩に負担がかかりにくくなっています。
その他にも、左右連動背カンといって、左右の肩ベルトが連動して動くことで、肩の負担を減らしてくれる機能もあります。
そのため、セイバンのランドセルは子供の体に負担がかからないようになって、子供の優しいランドセルだと言えるでしょう。
2位:フィットちゃん
フィットちゃんのランドセルは、ランドセルが体にフィットして背負いやすいといった特徴があります。
フィットちゃんのランドセルは、背中とランドセルがフィットしやすくデザインされています。
その結果、ランドセルが揺れにくくなり肩への負担が軽減されます。
また、ランドセルと背中がフィットしていてもフィットちゃんのランドセルは、蒸れにくい素材を使っているので、夏場でも安心して使うことができるでしょう。
その他にも、フィットちゃんのランドセルは肩ベルトのクッションが集めに設計されていて、肩が痛くなることを事前に防ぐことができるランドセルです。
3位:池田屋
池田屋のランドセルは、長年使っていても型崩れしにくく6年間きれいな見た目で使うことができるといった特徴があります。
池田屋のランドセルには、ハイパー樹脂フレームと言ってランドセルのメインポケット部分に樹脂のフレームが入っています。
その結果、長年使っていてもランドセルが変形しにくくなっています。
そのため、池田屋のランドセルはきれいな形を保ったもったまま6年間使いたい子供に、おすすめなランドセルだと言えるでしょう。
4万円台のランドセル選びのポイント!
軽くて背負いやすいランドセルを選ぶ時、どんなポイントに気をつければいいのでしょうか?
- 本革ではないけれど、人工皮革はすぐれもの!
- 子どもに負担をかけない、軽いもの
- 丈夫で壊れにくいもの
それぞれ、どのような点をチェックすればいいのか詳しく見ていきましょう。
1.本革ではないけれど、人工皮革はすぐれもの!
4万円台のランドセルは、スタンダードなモデルが多いです。そして、そのほとんどが人工皮革製のランドセルです。
本革のランドセルとなると、5万円以上はします。
ランドセルは「革製品」という認識があるかもしれませんが、むしろ本革を使ったランドセルの方が少数派なのが実情です。
本革製のランドセルは、「重い」「雨に弱い」「高い」というデメリットも多いため、6年間の通学に耐えうることを考えると、人工皮革の方が実用性も高く、すぐれものというわけです。
本革にこだわりがなければ、人工皮革のランドセルのメリットを考えて、この価格帯のランドセルも選択肢のひとつです。
2.子どもに負担をかけない、軽いもの
毎日の通学で利用する上に、たくさんの教科書を入れるランドセル。
特に、新1年生の小さな身体には、できるだけ軽いものを選びたいですね。
ランドセルの重さの基準は、以下のようなレベルを目安にすると分かりやすいでしょう。
1000g以下 | 「非常に軽量なランドセル」といってよい |
1000g~1100g | 「比較的に軽量なランドセル」といってよい |
1100g~1200g | 「標準的なランドセルの重さ」といってよい |
1200g以上 | 「比較的重めなランドセル」で牛革や、コードバンのものが多い |
とはいえ、1000g以下のランドセルとなると、なかなか探すのが難しいです。
1100g程度を基準にランドセルを選ぶと、豊富なラインナップから気に入ったものを選ぶことができるようになります。
3.丈夫で壊れにくいもの
毎日使うことを考えると軽さだけでなく耐久性も重要なポイントになります。
「タフガード」や「クラリーノ」といったランドセルに使われる人工皮革は、雨や傷に強く耐久力の高い素材です。
日々進歩する科学が、より強く、より軽い人工皮革を生み出しているとも言えます。
その他にも、縫製技術や、品質チェック体制の有無などが、丈夫なランドセル選びでは重要です。
男の子向け!4万円台で買える人気のおすすめランドセルランキング
4万円台で買える、男の子に人気のランドセルを紹介します。
セイバン ユアメイト アレン

- 「天使のはね」で、姿勢づくりサポート
- 6年丈夫で、壊れにくい
- A4フラットファイル収納サイズ
- 快適な背負い心地
- 前ポケットのファスナーがかっこいい!
価格 | 47,300円(税込) |
素材 | 本体:クラリーノ 背中:ブレスレザー® |
重量 | 1240g前後 |
カラー | ブラック×カーマインレッド ブラック×マリンブルー |
フィットちゃん タフボーイ

- キズに強い!
- シンプルな内装
- 背負いやすく、軽く感じる
- A4フラットファイル収納サイズ
- 男の子に人気の6色カラー
価格 | 47,250円(税込) ※WEB限定価格 |
素材 | 本体:クラリーノ®タフロック® 背中:エアーフレッシュ® |
重量 | 1160g前後 |
カラー | クロ チョコ グリーン マリン キャメル |
池田屋 No.51 ツヤ消しクラリーノ シンプルステッチ

- 存在感のある、シンプルさ
- ベルト部分は牛革使用
- A4フラットファイル対応
- 軽やかに背負い心地
- 対加重80kgの強さ
- 防水加工
価格 | 49,500円(税込) |
素材 | 本体:クラリーノ 背負いベルト表部分:牛革 背あて素材:ピンホールクラリーノ |
重量 | 約1,100g |
カラー | クロ コン チョコ グリーン アカ ローズレッド アンティークワイン キッズピンク カーマインレッド キャメル |
女の子向け!4万円台で買える人気のおすすめランドセルランキング
4万円台で買える女の子に人気のランドセルを紹介していきます。
セイバン ユアメイト エイミー

- 「天使のはね」で、姿勢づくりサポート
- 6年丈夫で、壊れにくい
- A4フラットファイル収納サイズ
- 快適な背負い心地
- うさぎの刺繍がかわいい♪
価格 | 47,300円(税込) |
素材 | 本体:クラリーノ 背中:ブレスレザー® |
重量 | 1250g前後 |
カラー | パステルパープル×ピンク ビビッドピンク×ピンク |
ふわりぃ ジュエルスタイル

- 「ふわりぃ」の背カンで、背中にフィット
- 背中が蒸れにくく、快適
- A4フラットファイル対応
- 肩ひももふんわり、気持ちいい
- たくさんのハートがかわいい♪
価格 | 47,520円(税込) ※WEB限定価格 |
素材 | 本体部分:クラリーノ® 背あて素材:スパーブレスター® |
重量 | 約1,100g |
カラー | キャメル×パールセピア ビビッドピンク パールピーチ×パールラベンダー パールスカイ×パールピンク パールラベンダー×パールピーチ パールセピア×パールピーチ |
池田屋 No.51 ツヤ消しクラリーノシンプルステッチ

- 存在感のある、シンプルさ
- ベルト部分は牛革使用
- A4フラットファイル対応
- 軽やかに背負い心地
- 対加重80kgの強さ
- 防水加工
価格 | 49,500円(税込) |
素材 | 本体:クラリーノ 背負いベルト表部分:牛革 背あて素材:ピンホールクラリーノ |
重量 | 1,100g前後 |
カラー | クロ コン チョコ グリーン アカ ローズレッド アンティークワイン キッズピンク カーマインレッド キャメル |
先輩ママ・パパ881人に聞いた!人気のランドセルブランド!
人気のランドセルをいろいろ見てきましたが、どのブランドが今人気なのでしょうか。弊社が実施した独自調査の結果を参考に、4万円台で人気のランドセルブランドや素材などを紹介していきます。4万円台でコストパフォーマンスのよいランドセルを探している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
人気ランドセルの調査方法
実際にどのようなランドセルが購入されているのかを正確に把握するために、以下の方法で調査を実施しました。
購入ランドセルに関する調査 | 購入ランドセルのブランド・価格帯・素材などを回答いただく。 |
有効回答数 | 881名 |
調査期間 | 2020/08/05〜2020/08/08 |
利用クラウドソーシング | Fastask(ファストアスク) |
最新の人気ランドセルについての実態が分かる調査内容となっています。それでは、早速調査結果について確認していきましょう。
購入者が一番多かった4万円台のランドセルはコレ!
約900人のランドセル購入者に調査をした結果、4万円台のランドセルブランドの中では『イオン』がダントツの人気でした!なんと、47.2%と約半数の人から選ばれています。バラエティ豊かなラインナップで、4万円台のランドセル購入者のニーズをバランスよく満たしていると言えるでしょう。
次に人気が高かったのは、快適性と機能性を兼ね備えた『セイバン』のランドセルです。4万円台のランドセルの中で、11.2%の人がセイバンを購入。続いて『イトーヨーカドー』、『フィットちゃん』というブランドが選ばれています。
また、老舗メーカーである『池田屋』のランドセルを、4万円台で購入したという回答も3.1%ありました。型落ちモデルやセール品などを、賢く購入するのも一つの手でしょう。
4万円台のランドセル購入者が選んだ素材は?
人気の素材について調査した結果を参考に、4万円台のランドセルの中で注目すべき人気の素材について取り上げてみました。
- デニム
- ナイロン
- ヌメ革
デニム
デニム素材を選んだ人の半数が、4万円台のランドセルを購入しています。ここ近年人気が高くなっているデニムは、ジーンズでもお馴染みの親しみやすい素材。私服にもマッチしやすいため、お洒落に興味のある子供に高い人気を誇っています。
ナイロン
柔らかな質感のナイロン素材のランドセルは、何といっても軽さが魅力。ナイロンを選んだ人の31.2%が、4万円台のランドセル購入者という結果でした。保証期間は他の素材よりは少ないですが、買い替えも視野に入れてナイロンのランドセルを選ぶ人が増えています。
ヌメ革
高級感もあるヌメ革のランドセルを選んだ人の28.6%が、4万円台のランドセルを購入。ヌメ革は天然牛革ならではの風味があり、使い込むほど体にフィットします。高価な価格帯で販売されることが一般的ですが、セール品などタイミングによっては5万円台で購入することも不可能ではありません。
4万円台のランドセルを購入した家庭の世帯収入は?
ここでは、4万円台のランドセルを購入した家庭の世帯収入について、調査結果をまとめてみました。約900人のランドセル購入者にアンケートを行った結果、全体の18.3%が4万円台のランドセルを選んでいます。リーズナブルな価格で、4万円未満のランドセルと比べると種類も豊富なため、人気の高い価格帯と言えるでしょう。
もっとも数字が高かったのは400~600万円未満の世帯収入の家庭で、27.1%が4万円台のランドセルを購入。次いで世帯収入200万円未満の家庭が21.6%という結果になりました。続いて600万円~800万円未満、800万円~1000万円未満、1500万円~2000万円未満の世帯収入の家庭が20%台でした。
幅広い世帯収入の家庭が4万円台のランドセルを選んでおり、安定した人気を誇る価格帯です。
4万円台のランドセル購入者が重視したポイント
ランドセルを購入するうえで、一番重視すべきポイントについて気になる人も多いのではないでしょうか?決して安い買い物ではないため、事前にしっかりとリサーチしておきたいですよね。ここでは、4万円台のランドセル購入者が、どのようなポイントを重視したのかをまとめてみました!
1.重さ
約900人のランドセル購入者に調査をした結果、重さを「重視した」と答えた人の21.4%、重さを「とても重視した」と回答した人の16.7%が4万円台のランドセルを購入。軽量ランドセルが人気の価格帯であり、子供の体への負担を考慮する親御さんが多かったことが分かります。
2.丈夫さ
耐久性や耐傷性などの丈夫さを「重視した」という購入者の20.7%、「とても重視した」という人の17.4%が4万円台のランドセルを選んでいます。やはり6年間買い替えることなく使用できるだけの丈夫さを優先する人も多いようです。
3.機能性
収納などの機能性を「重視した」という購入者の21.1%、「とても重視した」という人の13.6%が4万円台のランドセルをチョイス。マチ幅が広いランドセルも多く、収納スペースも購入時の大きなポイントになっています。
4.値段
値段を「重視した」人の19%、値段を「もっとも重視した」と回答した人の15.4%が、4万円台のランドセルを購入しています。値段が決めてだったという人も多い4万円台のランドセルは、予算に収まりやすい価格帯と言えるでしょう。
5.素材
素材を「重視した」という購入者の19.6%、「とても重視した」と回答した人の15.4%が4万円台のランドセルを選んでいます。素材は機能性や丈夫さとも関連してくるため、慎重に選ぶことが大切です。4万円台のランドセルではデニムなどの新素材も人気が高く、素材への注目度の高さもうかがえます。
人気No1:安心!背負いやすい!セイバン
- TVCMでもお馴染み
- 背負いやすくする仕組みがたくさん
- とても丈夫
- モデルもカラーも豊富
「天使のはね」のTVCMでお馴染みの「セイバン」。他メーカーとのコラボ商品など、さまざまなモデルがあることも魅力的。背負いやすくする仕組みを追求しているので、小さな1年生から安心して使えることがうれしいですね。
使いやすさと、高級感をそなえた「池田屋」のランドセル

- 高品質で安価な牛革と、合成皮革のハイブリッド
- 安全性と使いやすさも抜群
- シンプルでありながら、ほかとは違うデザイン
- 2020年度は、7月の展示会が中止になるほど、大人気
1950年創業の「池田屋」。6年間使用できる、シンプルなデザインが人気。職人手作りのランドセルは、仕立てがよく耐久性もあります。また、重たく感じさせない工夫もたくさん。部品によって素材を変えるなど、さまざまな工夫があるので、耐久性・使いやすさなど重視している人に、特におすすめのランドセルブランドです。
4万円台のランドセルのQ&A
4万円台のランドセルを購入するときの疑問にお答えします。
1.4万円台でよいランドセルが選べる?
4万円台のランドセルから、比較的、標準のランドセルといえます。
定番のものから、流行のものまで、さまざまなラインナップがあります。
また、人工皮革が中心なので、軽いというメリットがあります。
とはいえ、機能性の高いランドセルは、高額なものも多いので、ある程度の妥協は必要です。
2.4万円台のランドセルは、ネット通販でも購入できる?
ランドセルの販売は、ネット通販で可能なメーカーがほとんどです。
実際に、実物をショールームなどで確認して、家でネットで注文する人が、非常に多くなっています。
送料も無料のところがほとんどです。
また、ネット割引などもあるので、サイトをチェックした上で、店舗で実際に着けてみて、ネットで購入…という方法もありますね。
ランキングで紹介したランドセルもネットで購入することが可能なので、サイトで確認してみてください。