「他の子とかぶりたくない!」
「自分の好きな色やパーツを選びたい!」
そんな個性を求めるお子さんが増えています。しかし、素材やパーツなど決めることが多く、ひたすら迷ってしまうことも少なくありません。
この記事では、オーダーメイドランドセルの注文のポイントや人気のデザインを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
人気上昇中!オーダーメイドランドセル
ランドセルのオーダーメイドには、大きく分けて3種類あります。
種類 | 特徴 |
フルオーダー | ランドセルの素材や各所のカラー、飾りなど細部まで指定できる |
セミオーダー | カラーやデザインを中心に指定できる |
カスタムオーダー | ランドセルに好みのパーツを追加できる |
お子さんの、カラーを自分好みにしたい、飾りを追加したいなど、希望を聞き取ってから検討することをおすすめします。
オーダーメイドランドセル選びの重要なポイント!
オーダーメイドランドセル選びは、どこから手をつけていいかよくわからないことってありますよね。
そこで、まず選ぶときのポイントをおさえましょう。ポイントは以下の6つです。
- 素材による違い
- 子供に負担をかけない重量
- デザイン・カラー
- 機能性
- ブランド
- 完成までの期間
それではひとつずつ詳しく紹介します。オーダーメイドランドセルを選ぶときに、どこを重視したいのか考えながら読んでみてくださいね。
1.素材による違い
ランドセルの素材は、大きく分けて3種類あります。それぞれ特徴がありますので、重さや質感など何を重視するかで決めることをおすすめします。
素材 | 特徴 |
コードバン | 稀少な素材で、高級感のある質感と優れた強度が特徴。重さがあるので体が小さいお子さんは注意。 |
牛革 | 使うほどに味が出るなめらかな質感の牛革。コードバン同様少々重いモデルが多い。 |
人工皮革(クラリーノなど) | 軽量でやわらかい素材。扱いやすい反面、高級感には少々欠ける。 |
2.子供に負担をかけない重量
ランドセル選びで重要なポイントのひとつが、「重さ」です。小学生の荷物の多さがニュースになるほど、1年生から持ち物は多いのが現状。
日々の教科書などに加え、週の終わりや始まりには、上履きに給食着に…とさらに荷物が増えます。そのため、ランドセルを選ぶときには、重量がどのくらいかも確認しましょう。
素材別でいうと、
コードバン≧牛革>人工皮革
で重くなりますので、「より上質なものを!」という点だけで判断しないことをおすすめします。
ただ、コードバンや牛革のランドセルでも、体への負担を軽減するようなつくりにこだわっているメーカーが多くなっています。販売店や展示会などで、実際背負ってみるとよいでしょう。
3.デザイン・カラー
デザインやカラーは、もしかしたら一番迷うところなのかもしれません。お子さんも好きなカラーがその時々によって違うこともよくありますね。
「この色は選んでほしくないなぁ…」と思うカラーがあるかもしれませんが、基本的にお子さんにまかせることがおすすめです。とはいえ、高学年になったらはずかしくなるようなド派手なカラーだったり、個性的すぎたりすると、ちょっと心配になりますよね。
スケジュールに余裕を持ち、即決しようと思わず、時間をかけて話し合うことがおすすめです。
お子さんが「自分で選んだランドセル!」と、うれしそうに背負ってくれることが大切。親側の意見を押しつけないよう気をつけてくださいね。
4.機能性
「好きなようにカスタマイズしたら、機能性が失われるんじゃ…?」と思う人もいるかもしれません。
ランドセルはさまざまな使いやすい機能が備わっており、それはオーダーメイドランドセルでも同じです。
たとえフルオーダーで好きなようにカスタマイズしても、基本的な機能は同じなので安心といえるでしょう。
5.ブランド
オーダーメイドランドセルを取り扱っているブランドは、フィットちゃんなどの量産系大手メーカーから工房系などさまざまです。
特に、量産系大手メーカーは、選んだ組み合わせによっては既存のデザインと似通ってしまうことがあるかもしれません。もし、「他の子とかぶりたくない!」のであれば、工房系のほうをおすすめします。
もちろん「自分で選ぶ!」というワクワク感は、どちらにもありますので、オーダーメイドを楽しんでくださいね。
6.完成までの期間
オーダーメイドランドセルは、選ぶ時も注文後も時間がかかります。好きなようにカスタマイズできるからこそ、迷ってなかなか決められないことも。
オーダーメイドの枠が少ないケースも多くありますので、「オーダーメイドのランドセルがほしい!」と思ったら、早めに動きましょう。
ネットで簡単にシミュレーションできるメーカーもあり、色の組み合わせなどイメージしやすいのでおすすめです。
オーダーメイドランドセルの相場
「オーダーメイドって高そう…」というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。そこで、オーダーメイドランドセルの相場はどのくらいなのか調べてみました!
フルオーダー
フルオーダーの場合は、6~8万円程度。
これは選ぶ素材によって、大きく変わってきます。そして、細部までカスタマイズできることもあり、値段は少し高めです。
セミオーダー
セミオーダーランドセルの相場は、5~7万円ほどです。ベースのランドセルの値段に左右されます。
選べる範囲が少ないので、フルオーダーよりは安いといえます。
カスタムオーダー
カスタムオーダーは、5~8万円ほどではありますが、パーツを追加していくので、その分値段が上がります。
あれもこれも追加したくなりますが、予算とも相談し、本当に必要なパーツ付けたいパーツを吟味しましょう。
オーダーメイドのおすすめランドセルメーカーランキング!
では、フルオーダー・セミオーダー・カスタムオーダーそれぞれに対応しているランドセルメーカーランキングを紹介します。
フルオーダーランドセル
フルオーダーランドセルは、デザインやカラー、装飾などが選べます。
イオン

- 組み合わせは最大171万通り
- デザイン・カラー(かぶせ・本体・へり)・内装・かぶせ鋲が選べる
- カラーが選べるイニシャルキーホルダー付き
- 公式サイトでシミュレーションできる
価格 | 41,800円~73,700円 (税込) |
素材 | 人工皮革 |
重量 | 約1,080g~1,320g |
conosaki

- デザイン(かぶせ・サイド・小窓)・カラー(メイン・ふち・背あて)・内装の柄・カブセ鋲・引き手が選べる
- ネームプレートに無料で名入れ
- パールカラーやメタリックカラーも選べる
- 公式サイトでシミュレーションできる
価格 | 68,000円 (税込) |
素材 | クラリーノエフ(パールクラリーノ) |
重量 | 約1,250g |
松山カバン

- メイン素材を牛革とコードバンから選べる
- 内装生地の持ち込みが可能
- ネームホルダーや革製名札付き
- 女の子用は背カンに髪の毛がからまないヘアカバーを付けることが可能
価格 | 49,000円~66,000円 (税込) |
素材 | 牛革/コードバン |
重量 | 約1,350g~1,450g |
セミオーダー
続いて、セミオーダーができるランドセルメーカーを紹介します。カラーだけを選べるケースが多くなっています。
羽倉

- カラーの組み合わせは最大3780通り
- シンプルなデザインに羽倉のオリジナルカラーで個性を出せる
- オプション(有料)でステッチアートを付けられる
- 公式サイトでシミュレーションできる
価格 | 61,600円 (税込)~ |
素材 | 耐性牛革 |
重量 | 約1,310g |
池田屋

- 本体カラーの他に、糸やふちなどのカラーが選べるモデルがそろっている
- かぶせの素材がちがうだけであとは場所に適した素材を使っている
- シンプルな飽きの来ないデザイン
- 公式サイトでカラーシミュレーションできる
価格 | 60,000円~75,000円 (税込) |
素材 | クラリーノ/防水牛革 |
重量 | 約1,100g~1,300g |
ガルソンランドセル

- メイン素材を牛革(ボルサ)と人工皮革から選べる
- 本体・ふち・糸・背あてのカラーと内装が選べる
- オーダーメイドのみのメーカー
- 公式サイトでオーダーメイドシミュレーションできる
価格 | 42,500円~52,000円 (税込) |
素材 | 牛革(ボルサ)/人工皮革 |
重量 | 約1,350g~1,450g |
カスタムオーダー
最後にカスタムオーダーができるランドセルメーカーをご紹介します。カスタムオーダーは飾りやパーツなどが追加できます。
池田屋

- 「コレクションクラシック」のみかぶせ裏が選べる
- 直営店・オンラインストア限定
- ランドセルがシンプルなデザインなので、かぶせ裏で個性が出せる
価格 | 63,800円~66,000円(税込み) |
羽倉

- かぶせに鋲がないシンプルデザインに映えるステッチアート
- 特別感のあるネームプレート刻印
- 取り外し可能な牛革製の持ち手
価格 | 各3300円 (税込) |