お子さんが小学校を卒業したら、皆さんはランドセルをどうされる予定にしていますか?
6年間の思い出がびっしり詰まったランドセルですから、あっさり手放すのも躊躇してしまいますよね。
でもランドセルって意外に大きくて、保管場所を確保するのにも一苦労・・・
そこで今回は、ランドセル使用後のリメイクについてご紹介したいと思います。
ランドセルはとても丈夫にできてるので、財布やアルバム、手帳などにリメイクするのにはもってこいなんですよ!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ランドセルのリメイクで人気なのはこれ!
ランドセルはコードバンや牛皮、人工皮革など、どの素材ものでもリメイクはできます。
- 財布
- アルバム
- ミニランドセル
- キーケース
- ブックカバー
- 手帳
- カードケース
今回は上記の中でも特に人気の高い、『財布』『アルバム』『ミニランドセル』について、詳しく見ていきましょう。
財布!
コードバンや牛皮などの高級ランドセルがあるご家庭なら、ぜひ財布にリメイクしてみてはいかがでしょうか。
本革製の財布って既製品でもそこそこのお値段しますよね?
実はそれと同じくらいの価格か、もしくはそれより安い価格でランドセルからお財布が作れちゃうんです!
「コードバンのランドセル、高かったのにな・・・」と思っていた方も、子どもが使ったあとに自分の財布にリメイクできでれば、何か得した気分になれますよね。
もちろん、お子さんが使える小銭入れなどのリメイクもOKです。
アルバム!
思い出の詰まったランドセルで、思い出を保管するアルバムを作るのも素敵だと思いませんか?
ランドセルをリメイクして作るアルバムでは、ランドセルの形をそのまま利用したものが人気を集めています。
ランドセルと同じように、かぶせを開くとそこには子どもの写真がズラリ。
ランドセルのデザインにこだわって購入した方であれば、そのままそのデザインを残すことができるのでお勧めです。
ミニランドセル!
ランドセルのリメイクの定番といえばミニランドセルですね。
このままじゃ大きすぎて置き場のないランドセルも、ミニチュアにしてしまえば記念として飾っておくことができます。
ただ飾っておくだけのミニランドセルのほかにも、小物入れやキーホルダーなど実用品として使用できるミニランドセルもあるみたいなので要チェックです!
ランドセルのリメイクにかかる料金は?
「ランドセルのリメイクってそんなに簡単にできるの?」と疑問に思いませんか?
でも今はランドセルのリメイクを取り扱う専門のメーカーがたくさんあるんです。
気になる相場ですが、小物であれば3000円程度から取り扱っているメーカーもあります。
人気なのは価格が一律のセット商品。
例えば2万円で財布、カードケース、キーケース、手帳などの中から好きな3点にリメイクしてもらえるところもあるようです。
1点だけにこだわるのも良いですが、どうせなら余すところなくリメイクして家族みんなで使ってみてはいかがでしょうか。
財布の場合の料金例!
財布1点だけリメイクする場合、料金の相場は1~2万円ほどとなります。
本革の財布と同じ程度か、それよりもやや安い価格でリメイクできるでしょう。
また小銭入れであれば5000円ほどでリメイクすることができるようです。
ランドセルリメイクを受け付けている工房を紹介!
それでは、実際にリメイクを受けてくれる工房をご紹介していきます。
SNAKER
料金 | 25,000円(最大5個) |
対応地域 | 全国対応 |
長財布、折財布、小銭入れ、スマホカバー、パスケース、キーホルダー、ペンケース、手帳など、色々な商品の中から、最大5個まで一律25,000円でリメイクしてもらえます。
実用的なものを一括で手に入れてたいという方におすすめのリメイク工房です。
minirandoseru.com
料金 | 4,980円~ |
対応地域 | 全国対応 |
ミニランドセルはもちろん、長財布やパスケース、キーケースなど様々なものにリメイク可能です。
少し変わったものだと、時計やシステム手帳などにもリメイク可能なので実用的なリメイクを求めている方におすすめです。
Little Island
料金 | 8,800円~ |
対応地域 | 全国対応 |
小学校6年間の思い出のランドセルをこだわりを持った職人が、ひとつひとつ丁寧に手作りで小さくリメイク加工しています。
半かぶせやベルト固定、2色追加などの対応も可能です。
また、余った革でストラップやキーホルダーの制作も実施しています。
ランドセルのリメイクを自作で!DIYで行う方法は?
DIYやレザークラフトが得意な人であれば、自分でランドセルをリメイクすることもできます。
ただし加工するためには、専用の道具が必要となります。
- レザーカッター
- 丸ギリ
- キボシ
- 金具
- 蝋引き糸・麻糸など
『レザーカッター』は厚い皮を切るためのカッターですが、裁縫で使う裁ちばさみでもランドセルをカットすることができます。
ただ皮は普通の布のように針を通しながら糸で縫うことはできません。
そこで『丸ギリ』で糸を通す穴をあけてから『蝋引き糸』や『麻糸』などの糸をその穴に通して縫い合わせていきます。
『キボシ』は革用のボタンのことで、100均のクラフトコーナーでも販売されています。
財布の場合
小銭入れなどのシンプルなお財布であれば、自分でもリメイクすることができます。
まずは型紙を切り取ってみて、完成品のイメージを作ってみましょう。
ランドセルはかぶせの部分を使用していきます。
型紙ができあがったらかぶせから切り取り、あとは縫い合わせて完成です。
ミニランドセルの場合
ミニランドセルは小銭入れよりも形が複雑になるので、レザークラフトに自信がある人向けとなります。
まずはランドセルの形をよく観察し、型紙を切り取ってみて完成品のイメージを作っていきましょう。
財布の時と同じく、ランドセルのかぶせの部分から型紙にそった形を切り取っていきます。
その後はイメージの通り、縫い合わせて完成となります。
自作は難しいので専門のメーカー・工房に任せた方がよい!
ランドセルのリメイクは自分でもできないことはありませんが、普段からDIYやクラフト系を得意としている人に限られます。
子どもが使ったランドセルはたった1つですから、失敗してもやり直しはできません。
ですのでやはりここは、プロの手に委ねるほうが得策といえるでしょう。