ランドセルの最軽量モデルを徹底比較。素材や背負いやすさのポイントも紹介

【重さ順】軽量ランドセルランキング

まずは「ランドセル執事」が調査した、最軽量ランドセルを重さ順に紹介します。

最軽量ランドセル一覧

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ブランド名 商品名 重さ 素材 料金(税込)
ふわりぃ レジェランド 880g前後 アーティフィシャルレザー 63,800円
セイバン スゴ軽 エアーII 890g前後 クラリーノ® エフ 「レインガード® Fα」 62,700円
フィットちゃん ゼロランド/安ピカッ 940g前後 クラリーノ(R)タフロック(R)NEO 60,500円
ふわりぃ マイフレンド 950g前後 クラリーノ(R)エフ 43,780円
ふわりぃ グランコンパクト Wow!! 970g前後 クラリーノ(R)エフ 63,800円
イオン かるすぽ はなまる24 970g前後 クラリーノ®エフ 38,500円

クラリーノランドセルの元祖。軽さNo.1のラインナップ

ふわりぃ



ポイント
・1967年に世界で初めて“クラリーノ®︎製ランドセル”を販売
・素材は全て人工皮革で880g〜1,270gのラインナップ
・大容量のA4フラッ トファイル&タブレットPC対応

レジェランド


ポイント
  1. 肩ベルトと背あてはメッシュ素材で通気性抜群
  2. 開閉はマグネット式のフロントロック錠前
  3. A4フラットファイル対応で小マチと前ポケット付
価格 63,800円(税込)
素材 本体:アーティフィシャルレザー(人工皮革)
背中素材:メッシュクッション
重量 880g 前後
キャメル
ブラック
スミレ
ロイヤルブルー

「天使のはね」でおなじみの国内最大手メーカー

セイバン



ポイント
・今年で創業105年。全学年で人気No.1のメーカー
・密着度を高め重心を上げる「天使のはね」が抜群の背負い心地を実現
・「背中通気構造」や「ラクパッド」など充実の機能

スゴ軽 エアーII


ポイント
  1. 丈夫で大容量を兼ね備えた軽量モデル
  2. 軽量化に関わらず充実の機能
  3. マグネット式の錠前を使用した「タフコンパクト型」
価格 62,700円(税込)
素材 クラリーノ® エフ 「レインガード® Fα」
重量 890g 前後
パステルパープル
カーマインレッド
マリンブルー
ブラック
メイプル
ブラック×マリンブルー

軽いランドセルで知っておきたい6つのポイント

6つのポイント
  1. 1,000g以上のモデルが一般的
  2. 人工皮革・牛革・コードバンの順に重くなる
  3. 「ナイロン」素材は軽量だがリュックに近い
  4. 「肩ベルト・背カン・背あて」が背良いやすさの決め手
  5. ランドセルリュックやセカンドランドセルも選択肢
  6. 「ランドセル症候群」の主な原因は教科書やタブレット

それぞれ、どのような点をチェックすればいいのか詳しく見ていきましょう。

1.丈夫さを兼ね揃えているか?

軽いランドセルといっても6年間毎日子供が利用するものなので、丈夫さも兼ね揃えていないと使い続けることができません。

丈夫さ素材・縫製技術・細部の飾り、などのポイントを確認していく必要があります。

素材 革製(牛革など)は雨に濡れやすく傷もつきやすいので丈夫ではない。
縫製技術 職人の手縫い・機械のどちらでも、品質チェックをしっかりしているかどうかが重要。人間でも機会でもミスは起き得るためチェック体制がきちんとしていること。
飾り 飾りの部分は特に壊れやすい部分なのでシンプルな構造になっているか

軽くて丈夫なランドセルを選びたいなら、シンプルな構造の人工皮革のランドセルを選ぶのがよいでしょう。

2.重さは1000gが基準

ランドセルの重さが軽いのか、重いのかは頻繁に購入するものではないのであまり知らないと思いますが、一つの目安を1000gにするのがよいでしょう。

1000gは比較的軽いランドセルといえます。

1000g以下 非常に軽量なランドセルといってよい
1000g~1100g 比較的に軽量なランドセルといってよい
1100g~1200g 標準的なランドセルの重さといってよい
1200g以上 比較的重めなランドセルで牛革やコードバンのものが多い

1000g以下のランドセルはそれほど種類が多くはないので、1100g以下程度でランドセルを探してみると、多くのランドセルの中から選ぶことができるようになります。

注意
軽量のランドセルのほとんどは、人工皮革製となっていて本革のランドセルを望んでいる場合は、ある程度の重さを覚悟しなければなりません。

3.大容量・A4フラットファイル対応しているか?

軽いランドセルを選びたいと考えているとついつい見落としてしまうのが、ランドセルの収納力です。

収納力を小さく(ランドセル自体を小さく)すれば、その分ランドセルの重量は軽くなるので、見落としやすいポイントです。

もちろん、小学生の間にA4フラットファイルをランドセルに入れる必要がないのであれば問題ありませんが、必ず小学校の教科書のサイズ1日に必要な収納量を考慮してランドセルを選ぶようにしましょう。

軽いランドセルのQ&A

軽いランドセルのQAです。

牛革・本革のランドセルで軽いものはないの?

牛革・本革のランドセルは基本的に重量は重めになります。軽いものでも1100g台のものがほとんどで、1000g以下の革製のランドセルはほぼないと考えてよいです。

また、牛革・本革のランドセルは値段も高く雨にも弱いなどの特徴があり、あまり子供が持つのに適した素材とは言いにくいのも事実です。

ナイロン製のランドセルで軽いものはないの?

軽いランドセルならナイロン製のランドセルがいいのではないかと思うかもしれませんが、ナイロン製のランドセルはおすすめはできません。

他の子どもたちと大きな差ができてしまい、下手をするといじめの対象になるからです。

子供は残酷なもので思ったことをすぐに口に出してしまいます。必要以上に目立つ、人と違うと口撃の対象になってしまうので危険です。

ただ、小学校側がナイロン製のランドセルを推奨していて、周りの子供たちもナイロン製のランドセルを利用しているのなら問題ありません。

軽くて安いランドセルはないの?

軽いランドセルは本革などの高級ランドセルにはないので、比較的値段は安くなります。

それでも一般的に4万円前後はするものなので、ある程度の出費は覚悟しておきましょう。